2013-02-02

家を探して三千里

この週末を使って、これから数年間住むであろう新居に引越しした。

アメリカというと、どーーーーーんという感じの広い邸宅を思い浮かべるのだけど、ここはマンハッタン
そんなに甘くなかった・・・・
そもそもマンハッタンって、山手線の内側くらいの面積しかないらしい。
ふむ・・・・中央線の新宿より先とか、埼京線の池袋より先とか、総武線の秋葉原より先とかをそぎ落としたら、東京ってちっちゃいよねえ。
と思って、ちょっと図を作ってみた。
Photo
うん、まあ、妥当かも。
で、この図を作ってみて思ったけど、ニューヨークって、ぐるっとまわる電車がない。
あったら便利・・・・でもないかな。別に。
(図にニューヨーク、と書いてしまったけど、マンハッタンの間違いです!)

おうちを決めるという作業は楽しいという人もいるけど、わたしは決まるまでけっこうつらかったなー。
わたしは会社が紹介してくれた日系仲介業者さんにお願いしたんだけど、うまくやりとりするのはすごく大事だと思った。
ということで、こうした方がいい、と思ったことを記録しておく。
エリアのこともいろいろ書きたいので、そのうち。


~マンハッタンで仲介業者さんにお願いして賃貸アパートを探すときのメモ~
(1)希望、予算をしっかり伝えること
わたし最初何も知らなくてセレブな地域をありえない予算で言って、「ぷぷっ」てされたりした。(被害妄想)
まあ、でも、それはいいと思う。鉄は打たれて強くなる!
これは日本でも一緒だと思うけど、自分のおうちの優先順位は決めておくべきだなー。

我が家で大事と思っていた条件は、
 ①夫の作業スペース(=広さ、間取り)
 ②エリア
の2つだけだった。
・・・・のに、40件見ているところがポイントね、うん・・・・

(2)ちょびっとCraigslistとかを覗いておくこと
Craigslistというサイトで現地の人たちはおうちを探すそうなので、ちょっと見ておくと雰囲気がつかめるかもしれない。
appartmentというところから、業者が出しているものや、大家さんが出しているものが見られる。
なんとなく相場とか、よくある家の間取りとかがわかるかも!
しかしChelseaって入れてるのにFinancial Districtの物件が出てくるのは「あー!」って思う。なんとかしてほしいなーーー。

(3)そんなに急がなくていい
人によっては、
「マンハッタンは空室率が低くて、すぐに決まってしまうので、早く決めた方が・・・・」
と言われるかもしれない。
けど、たとえば最初の日にいくつか物件を見たんだとしたら、そこがぜーーーーーんぶだめになるってことは考えづらいんじゃないだろうか。さすがに。
なので、ものすごく気に入って、ここを逃したら惜しい!というところに出会ってなくて、「あー、ここでもいいかー」くらいのところが複数あったらそんなに急がなくていいような気がした。
ハイシーズンは多分日本からの駐在員がうわーーっとくる4月と9月の学期始まりシーズンらしいので、逆に言うとそれ以外のシーズンの人たちは焦る必要ない気がする。

(4)見つからなかったら複数の業者さんにお願いすること
白状しますと、最初の業者さんと趣味が合わな過ぎたのがこんな記事を書こうと思ったきっかけ。
ニューヨークには、いわゆる「チューザイ」用の「ラグジュアリーレンタルマンション(笑)」がいっぱいあって、たぶん、会社が家賃をいくらか払ってくれるので、と言ったらたいていそういうところを紹介されると思う。
どのくらいの人がこういうすごいマンションが好きなのか、嫌いなのか、わたしにはわからないけど、わたしは嫌い。
嫌いだから、
「ロビーは豪華じゃなくていいです。ジムはなくていいです。なんならドアマンいなくてもいいです」
って言ってたのに、延々同じようなラグジュアリーレンタルマンション(笑)を紹介してきたんですよ、最初の業者さんは・・・・
もうニューヨークにはこんなおうちしかないのか・・・・とあきらめかけていたときに、次の業者さんは、超好みのおうち(豪華すぎない、古くて雰囲気がある、エリアがいい、etc.)ばっかり紹介してくれたという・・・・!!
手動エレベーターとか、木の回転扉とか!!もうヨダレもの!!!!
家さがしは自分の趣味に合う担当の人を見つけるのが大事だなーと思ったのであった。

ちなみに、ニューヨークでは、
「最初に案内した仲介業者がほぼ契約を取れる」
という定説があるっぽい。
なので、自信のない人ほど、きっと、「最初にたくさん案内する」ことに全力をあげてくるのではないだろうか。
もしその人の紹介する物件が気に入らなかったら、何十件見ようが負けるな、と言いたい。
(これ業者さんが読んだら怒るかもしれない・・・・噂なので許してください☆)

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ということで、紆余曲折あって、すてきな担当の人に出会えたわたしたちは、悩んじゃうくらい素敵な家の選択肢の中から、今の家を選ぶことができて、本当によかった。

慣れない土地でも、自分の勘を信じて、負けるな!!(家さがしを)

という暑苦しい言葉で今日のブログを締めたい。

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まだ何もなくてこんな状態でブログ書いてたら疲れた。

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