2013-02-16

専業主夫でも主婦でもいいじゃない

はい、本日もそろそろ恒例になりつつあるニュースつっこみブログです☆
ネタがないわけじゃないぞ。本当だ!!

「専業主婦派」20代急増の謎 (R25)

ついにR25にまでつっこみ始めたかという気がしないでもないけど、現状、夫が専業主夫状態のわたしの話が誰かの参考になればいいなあと思いながら書きたい。

なんか書きたいことが全然まとまらないので、数回のシリーズでお送りすることになりそう。
今日はわたしたち夫婦の形態と、わたしの転勤が決まったときの周囲の反応あたりをご紹介したい。

我が家は、都内で暮らす、
フリーランス造形作家の夫
     +
企業の正社員の妻
という組み合わせの夫婦だった。

・・・・だった、って別れてないよ!都内で暮らす、が過去形なだけよ!

フリーランスってなんだ、という人もいるかもしれないので、軽く説明すると、自営業で、いろんなところからの仕事を受けてきて、納品するというお仕事。
カタカナでなんかかっこいいし、自分で仕事を調整できるイメージがあるけど、もちろん大変な部分もたくさんある。
会社員って、毎月同じ日にぽーんとだいたい同じ金額のお給料が出る。
フリーランスは休んだり、仕事の時間を減らしたら、その分収入ががつんと減る。
夫が毎日遅くまでやっていた仕事の報酬の未払いがあったときは、ほんとにいろんな意味で泣きそうになった。
さらにわたしはずーっと正社員で働いてたので、正直年金とか保険とか税金とか、全然考えたことがなかったんだけど、フリーランスだと自分でやらなきゃいけないし、大変だなーと思う。

で、そんな中、わたしがニューヨークに転勤することになった。
夫は「こっちで仕事ができたらいい経験になる」と迷いもなく、日本での仕事を捨ててついてくることに。

・・・・しかしだな!
周囲の反応はほんとにいろいろだった。
なんとなく、男女や働き方で差があるような気がした。

わたしの会社の仲のいい男性たちは、

「旦那さんどうするの?」
「は?専業主夫?」
「えっ?ひとまず扶養に入れる?」
「せっかくお客さんを東京で開拓したのに、ひどい嫁だな!


・・・・と言いたい放題(笑)いや、ほんとおっしゃる通りなんだけど。
言われてみて、
「ああ、この人たち、今の仕事をやめるという選択肢がないんだなー」
と思ったりした。
いいか悪いかは置いといて、この辺も思うところがあるので、今後書きたいなー。

ちなみに夫の業界の人や周囲の友達は、
「いいねー、がんばってね!」
という人が多かったそうな。
これは、「手に職」系の余裕なのかな、と会社員的には思ったりするのである。

女友達は、基本的には、
「よかったねー!いいなー!遊びに行く!」
「2人で行けるっていいよね!」
「ほんと、旦那がフリーってうらやましい!」
とかポジティブな反応をしてくれたのだけど、中には、
「子供いつ作るの!?」
「ニューヨークで作ってこい!」
という非常に現実的なつっこみをしてくれる人もいました(笑)

ということで、ほんと、同じようなことを書かれているブログを見つけたときは、
「ああああああああ・・・・わかる!!!(けどわたし女だからこれ言ったら角が立つ!)」

って思いましたはい・・・・!!(書いたら結局角立ちまくるけど(笑))

海外赴任前の雑感(5)夫はすごいが妻はすごくない?(記日きつい思れぐま気 from バンクーバー)

我が家はこのお宅とは違って子供がいないので、シチュエーションがまったく同じとは言えないけど、同じこと考えてる人がいるんだなあ、というのは力になった。

周囲の反応はいろいろだけど、わたしや夫の親が、応援してくれているのは、本当に救い。
ニューヨーク行きが決まったとき、両親は孫を期待しているんだろうなあと思っていたので、伝えるときになんて言おう、とちょっと考えた。

考えた結果、
「なんかこんなこと(仕事とか海外行きとか)ばっかりで親不孝でごめんねー」
と言ったところ、

「なんでー?自慢の娘だよ。(夫)くんが一緒に行ってくれるなら心配ないね」

と迷いなく母が返してくれたのは本当にわたしが自慢したいところ。
いや、母よ、だから娘がこんなに自由すぎるんですよ・・・・!!!

ということで、結局一番の友達や家族には応援されているので、ちょいちょいイヤミっぽいことを言われながらも楽しく一緒に生活している。
平日は、わたしが家に帰るとおいしいごはんができていて、食べたあとはきれいに掃除された部屋でのんびり。
朝ごはんはもちろん、お弁当も持たせてくれる。
たまに一緒に街を散歩したり、新しいものを試してみたりする。

なんとなくいいことばっかり書いていて、きれいごとともとられかねないので、不安も軽く書いておいて、次回以降に詳しく書いていきたい。

・夫の今後の仕事がどうなるかという不安
・子供ができたときの不安
・今回の経験がお互いの将来に役立たないかもしれないという不安

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ところで、専業主夫の方たちのブログはよく見つけられるんだけど、専業主夫を持つ妻のブログってなかなか見つけられず、

「みなさんきっとお忙しいですよね・・・・」

と思いつつ、ちょっと寂しい次第。

ということで、

「専業主夫 妻」

とGoogle先生に入れてみたら、

「専業主夫 妻 年収

と補完された・・・・

そんなもの見てどうするみんな!!!!やめるんだ!!!!

ともあれ、同じような経験をされている方の話がとっても読みたいので、情報お待ちしてます!


2 件のコメント:

  1. リンクどもです!
    ニューヨーク、いいですねえ。混沌の街ですね。
    幼い頃に郊外はスカースデールというところに住んでおりました。
    女性の海外赴任、これからどんどん増えるでしょうから、その先駆けとして頑張ってください、大陸の反対っかわから応援しております。
    せっかくですから美術館やミュージカル、スポーツなど存分に楽しんでください。
    ボストンやD.C.、ペンシルバニアにも車で行けます。東海岸の文化吸収はきっと素晴らしい体験になること請け合いです!
    あと、こちらも色々考えさせられますのでどぞ↓
    http://nybct.jugem.jp/

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  2. うさ(管理人)2013年2月17日 15:57

    おがたさん、わざわざ大陸の反対からありがとうございます!(笑)
    スカースデールに住まれてたんですねー!素敵な場所という話を小説で読んだことがあります。
    本当に主夫の方たちのお話は目からウロコが落ちまくるので、ブログ楽しみにしてます!
    おすすめもありがとうございますー。ちょっと読んだらかなり考えさせられました・・・
    せっかくの機会なので、いろいろ経験していきたいなあと思います!

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