2013-02-27

女性への「期待」はレッドブルか?

今日はやたら「女性」についての記事を見かけた。
まあ全部東洋経済なんだけど、またもやいちいちコメントを書いていきたい。


78.6%「女性社員の意識」を挙げた人事担当者(東洋経済)


「女性社員の活躍を推進するうえでの課題」として、この項目を挙げた人が一番多かった、という記事。
男性(!)上司が、女性社員の活躍を推進するうえでの課題として挙げたのは、
「昇進や昇格することへの意欲が乏しい」(71.5%)
「難しい課題を出すと敬遠されやすい」(60.6%)
だったそうだ。


ふむ・・・・これ、男性社員について聞いてみたらどうなんだろうなあ、と思って元データを見ようとしたら、年間50万円だったのでやめたのであった。


その代わりに、こんなものを発見。

昇進意欲の男女比較(JILPT)


ふむ、48ページを見ると、確かに女性の方が出世の意欲は低く見える。
・・・・けど、これ、古来からの奥ゆかしさとか、育児があるしという気持ちとか、これまでの実績からどうせ無理と思い込んでて、遠慮してるだけなんじゃないの?という気がするな。


しかし、実力以上のことができます!って押しつけがましいアピールもどうかと思うので、上司の側にもちゃんと人を見る目があるか(評価するほどの実力があるか)、聞く態度になれるか、という問題があるように思うけど。
はい1本目ばっさり。次いってみましょー。


日産"ブラジル子連れ赴任ママ”、腹の決め方(東洋経済)

これはーーー!こんな素敵な経験をした方に対しては、もっといろいろ突っ込んでお話を聞きたいだろう!物足りない!

特に気になるのは、

・ブラジルに赴任するときに、なぜ夫と別居する、という判断をしたのか
・なぜ2人のお子さんが2人ともお母さんについて行ったのか
・両親には頼らないけど妹さんに頼る、という判断基準の理由

あたりだろうか。全部素朴な疑問なんですけど。

記事に、

どんなコワモテのキャリアウーマンが登場するかと、ひるんでしまう

と書いてあったけど、コワモテじゃなくても強い人は強いんだよなーと思った次第。

昨今の日本企業は、制度の充実もあり、子どもを育てながら働く社員が増え、もはや子育て中だからといって職場での特別扱いは難しくなっている。
復帰するからには「会社に貢献する覚悟を持つ」――。当たり前のことかもしれないが、そんな基本の心構えが最も重要だと、小林さんは気づかせてくれる。

「会社に貢献する覚悟」はいいと思うんだけど、具体的に覚悟を持って、何をすればいいのか?というところがこの記事には抜けているのかなー。
それが「時短をとらない」、ということにはならないと思う。
たとえば、この記事の中に出てきたように、上司に自分の状況を逐一報告したり、仕事を同僚とシェアしたり、というのは、現在の日本で、子供を持って働き続ける知恵みたいなものかな。
しかし、いずれにせよ、世の中や制度を強い人に合わせると、そうじゃない人は切り捨てられる、という視点は必要だと思う。

さらに、女性だけじゃなくて、男性だって、そこまでコワモテで強い(笑)マッチョな人っていないと思うので、「覚悟を決めて働けや!」っていう勇ましい掛け声よりも、やっぱりワークシェアリングとか、働き方のオプションが増えて、生き方の多様性が広がることの方が、21世紀的というか、豊かな生活だよなあと思うのであった。
これはゆとり教育的発言かしら?(笑)
はい2本目は以上。

「おやじ村の一員」になることが、出世につながる (東洋経済)

なんかこれを読んで、出世しなくてもいいやーとか思ってしまった(笑)
はっ、これが意欲のない女性社員なのだろうか・・・・!?

たしかに、社内での序列とか、派閥とかに気を配って、その中で出世したら、自分の責任範囲が広がって、仕事も楽しくなって・・・・というサイクルは出来上がるのかもしれない。

でも、そんなことにパワーを使ってまで、出世したいか?
(しかも、そんなことにパワーを使わせるくだらない会社で!)


・・・・という疑問が生じるのは、やはり、出産、育児、趣味とか、仕事以外のパワーを割きたいことが脳裏をよぎるからである。
この、脳裏をよぎる感じが、もしかしたら男性より、女性の方が多いのかもしれないなあ。
はい3本目終わり。

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東洋経済の主な読者はたぶん男性なので、
「おれたちはつらい仕事してるんだから、女たちもつらい思いをしろ」
みたいなノリが根底にあるのか、

「女性が強くなればいい、今の社会や制度に迎合しろ」

みたいな雰囲気を感じるラインナップだなあと思ったのであった。

しかし、これらの記事を、女性ライターの方たちが書かれてたりするんだよな。
もちろん、記事なのである程度の姿勢はつらなかなきゃいけないんだろうけど、ちょっと不思議だった。

最初の記事には、こうある。
この文章よくわからないけど、期待しているからこそ、意欲が足りないと感じるということだろうか。
だが、これは期待の裏返しとも考えられる。「女性社員の活躍推進がされている状態」については、「職位に関係なく女性社員の仕事に対するモチベーションが高いこと」との回答が67.9%で最も高かった。

「期待」とはレッドブルみたいなもので、ある程度だったら元気になるけど、飲みすぎると死んでしまう。
そんなものなのかなあと思った。



2013-02-24

荷物は着けど、(大事な)物がない

2日ほど前、金曜日に日本から手紙が届いた。
Nintendoではしゃぐ数時間前のこと。)

電子メールじゃなくて手紙。
最近見ないよねえというような青と赤のしましまのAIR MAILって書いてある封筒が届いたのである。
中身を見てみると、前、東京にいたときに住んでいた家の大家さんから。
敷金と家賃の清算書と、結構長文の手紙が入っていた。
あまりに感動したので、一部をここに書いておきたい。

世界を舞台に素晴らしい人生を謳歌して下さい。
そして、多くの思い出と共に、新しい技術、技能、ノウハウで日本の再生、発展に尽くされることを期待しております。

ただの店子のわたしたちに、なんというありがたいお手紙・・・・
こういう出会いを大事にしないといけないんだなあ。
筆不精だけど手紙を返そう。

・・・・ということで順調にホームシックになっております。
ううう。あの街に帰りたい。

同じ日に、日本から送った船便が届いた。
前の家から送り出したのが1月15日なので、1か月と1週間くらい。

これで人並みの生活ができるーーー!

・・・・と思いきや、いろいろ入れ忘れていたり、あー、あれ持ってくればよかったなあ、というものが続出しているので、まとめておく。

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(1)お茶碗とお椀

入れたつもりだったのに、入ってなかったーーーーー!!!!
お箸は入っていたのに・・・・
ニューヨークは困った時の無印や、中華街があるから大丈夫だったけど。。。
お味噌汁をスープを入れるようなお皿に入れて食べる(飲む?)のはちょっとさみしい。

(2)お弁当箱
あれーーーーー、これまた入ってなかった。
無印で買った小さくなるタイプのなので、まあ無印で買いなおせばいいんだけど、25ドルは悩む・・・・!
引き続き、ジップロックコンテナー的なものでしばらく我慢しようかなあ。
日本でいくらだっけ?と思ったら1600円だった。うーむ・・・・
ちなみにサーモスのタンブラーやスープコンテナーは来てた。よかった。。。

(3)こっちで買うとやたら高い電化製品
こちらは家電が高いような気がする。
あと、かわいくない・・・・というかでかい。
先日、ヨドバシカメラが上陸しないかなーーと言っていたんだけど(参照)、同僚いわく、Amazonに駆逐されて、ああいう家電量販店は虫の息だそうで、唯一残っていると思しきBEST BUYもかなり経営状況が苦しいとのこと。
今、激しく買ってくればよかった!と思っているのは、無印のアロマディフューザー
電化製品は電圧違うしなーと思いきや、日本語の札がついてる製品がこちらでそのまま売っていたよ・・・・(ちゃんとスペック見ろって話ですね、技術系会社員なのに・・・・)
ちなみにこのアロマディフューザー、値段を調べたら、
日本だと4900円
アメリカだと69.50ドル+税金(NYだと9%くらい・・・・)。
お給料ドル払いで、すっかり1ドル100円の感覚で生活しているので、ちょっと悩むレベルの差だなあーーー。
あと、外付けSSDとかHDDもこっちだと高い気がするので、日本が恋しい。
とか言うとデフレだからだとか怒られそうだけど。

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ということで、(1)~(3)のような、自分がこだわるものはやっぱり日本から持って行ったほうがいいかもしれないなあ。
が、こだわりすぎると荷物が多すぎて送料や整頓が大変なことになるので、取捨選択は大事だなあ。
やっぱり物を少なめに、シンプルに生活したいものだ。

・・・・と言いながら、今日、お茶碗とお椀を買いに行ったMUJIで、セールにつられてパンツ(下着じゃないよ)を買ってしまった。

も、もう買わないよ・・・・もう・・・・


2013-02-22

金曜日はNintendo Worldの日!

はーい。今日のブログはいつも読んでくださっているみなさんを置き去りにしますよー☆

ニューヨークには、Nintendo Worldというフラグシップ店舗がある。

ちょっと外からの写真は今度撮ってこよう・・・・すんません。こんなかんじです。
(追記)撮ってきたので載せました!

Photo

中にはもちろんゲームも売っているんだけど、

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こんなかんじのファミコンの歴史がわかるコーナーがあったり、

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グッズが売ってたりする。
たぬきTシャツ、かわいいな!!
ゼルダとマリオのグッズが中心。ファミコンのコントローラの形をした小物入れもかわいい!

突然ですが、といいつつ、ここまで書いておいて何をいまさら感のあるカミングアウトですが、わたくし、ゲームも好き。
・・・・と、これまた好き、と言える程度かという疑問はあるけど、マリオは好きだし、ドラクエとかはだいたいやる。

そんなわたしがなぜか昔から大好きで、ほぼ欠かさずやっているゲーム、それが「ファイアーエムブレム」

小学生だったファミコンの時代からやっているんだからすごい歴史である。
そのファイアーエムブレムの最新作が2月4日にアメリカで発売した。

そしてだ!
こんなイベントの告知を発見!

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FIRE EMBLEM FRIDAYS・・・・だと・・・・!!!!
行くしかない・・・・!!!

・・・・ということで、行ってきた。
わたし去年の5月に日本で買ってクリアーしてますからね。はっはっは。
対戦で勝ちまくれる自信・・・・!!!
こすい、ずるい、などという形容詞は聞こえませんよ!

ところで、さきほどの告知が置いてあった棚、これまでのファイアーエムブレムが全部飾られているのである。

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すごい・・・・
海外で売られていないファミコンやスーパーファミコン版まである。

任天堂の人が集めてきたのかー、と思いながら眺めていたら、ロン毛のスタッフのお兄さんが近づいてきた。

「おーーー、これに興味ある?僕、すっごいファイアーエムブレムのファンでさー!これ、全部僕のなんだよね!」

・・・・え???

「○○からアメリカで売り始めたんだよねえ。その前のヤツを集めるのは大変だったよ!!」

・・・・すごい。オタクマニアの執念は国境や時間を超える。

なんでも聞いてね!と言って去っていくスタッフのお兄さんの後ろ姿がまぶしい。

で、どんなイベントなんだろう、と思いきや、

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みんな無言で電源をつなげて3DSをやっているのであった。

ゲームのイベントってこんなものなのか・・・・

しかし、一緒に行ったアメリカ人の同僚の3DSは同じソフトをやっている人とすれ違って、いろんなマップが出ているのにわたしの3DSは沈黙。
リージョンが違うとすれ違いもできないのか!!!ということに気づく。
すれ違い通信はできるんだけど、ファイアーエムブレムができない・・・・

この時点でわたしの最強セーブデータは無意味なものに
ああああああああ・・・・・・・
こすいことはできないようになっているのね・・・・

気を取り直して、周りをいろいろ見ていると、ゼルダのTシャツを着た黒人の男の人(多分同年代)に話しかけられた。

「やあ!今すれ違いしてる?アバターはなんて名前?えっ?東京から??」

興奮する男性。

「オレは昔からファイアーエムブレムの大ファンで、ほとんど全部やってるんだ!今日はこんなにファイアーエムブレムのためにファンが集まってて感動してる!」

そんなに感動されるゲーム、すごい。
彼は、周囲を見回して、「おっ、今すれ違ったの、こいつだよ!」とか言ってくれていたり、すれ違い通信で知り合うグループがあるんだよーと教えてくれたり、どこか漂うリア充感

で、そんなこんなで周囲の人たちと話していたら、大抽選会が開始!

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ちなみにこの真ん中で腕を掲げているのが、ファイアーエムブレム大好きなロン毛のスタッフのお兄さん。

最初にもらったクーポンの番号を読まれる。
あー、こういうの絶対当たらないしなー、と思っていたら、

「XXXXXXXX!!ウサ(仮名)!」(番号と名前)

うぎゃーーーー!!!当たったーーーーーー!!!!

・・・・と、いい年した日本人が騒いでいたので、超目立ってましたはい・・・・

当たったのは、まあそんなに大したことない設定本なんだけど、キャラクターの名前が違ったりして、面白かった。

ということで、今日の戦利品。

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ほ、北米限定色、Midnight Purpleの3DS買っちゃった・・・・♡

こ、これで、英語勉強するんだもんっ!!!
まんまとリージョンの壁とイベントの雰囲気にやられた感じである。(※日本のソフトはできない)

さて、では、今日はこの辺で失礼いたしますね。
来週のイベントまでにAwakeningやっておかなきゃ。グフフ。

2013-02-21

オーバー30、出産について考える

これはもうタイトルからして買うしかないでしょー!!という本。
ええ、高齢出産予備軍なので必死ですよ!!


内診台から覗いた - 高齢出産の真実 (中公新書ラクレ)

あのキャッチーなタイトルの本(※恥ずかしくてタイトル書けないかつ未読)を書かれた産科医さんが著者で、もともと、ちょいちょいネット上で話題になっていたこちらのサイトをまとめたもの。

宋美玄のママライフ実況中継(ヨミドクター)

中身はもちろんなんだけど、著者が「さすがにインターネット上に書けなかった本音」、と言っている各エントリーの補足の言葉がいちいち沁みた・・・・
ということで、結婚してるけど子供を産んでいない、今のわたしが感じたことを残しておきたい。

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(1)本当の高齢出産のリスク
これは、流産だそう。
そういわれてみればそうか、と気づかされた。診断でダウン症のリスクがわかる・・・・という話に隠れている感がある。
「高齢」については、妊娠適齢期と仕事の適齢期がちょうどぶつかる女性はつらい選択を迫られる、と書いていて、これは10回くらい心の中でうなずいた。
ちなみに、気になる「卵子の老化」については、否定してほしかったのに、残念ながら「何をいまさら」程度の扱いだった(笑)
著者は無駄な(!)排卵を抑制するために、ピルを飲んでいたそうだ。
そういうの早く教えてーーーー!!って思いましたはい・・・・

(2)リスクに納得すればどこで産んでもいいか?

これはごめんなさいだった。
高齢出産だから、じゃなくて、すべての出産はリスクがある、というのを思い知らされた。
某なんとか助産院みたいな本やら、某セレブ(笑)漫画家の出産記を読んでから「助産院ってステキ☆」とか思っていたけど、考えが甘かった・・・・というかミーハーでした。お恥ずかしい。
選択肢がある、ということは、限られたリソース(産科医さん不足)の中でも、その選択肢をサポートしてくれるシステムがあり、人がいるからなんだよなあということを忘れちゃいけないなあ。
そして、著者の、「自分らしい」方法に何よりもこだわるのは、子供を蔑ろにしていることだ、という言葉がぐさっとささった。
子供でしたわたし・・・・まだ母親にはなれなそうだなあ。

(3)「子供を産んでこそ女は一人前」か?
わたしは、自分以外の人については、
・子供を産んだ女の人は尊敬
・子供を産んでいない女の人は、きっと考えや事情あってのことだから、別にいいんじゃ
という考え。
(我ながらつまらない考えですね・・・・)
しかし、自分に対しては、子供産んでいないし、そんなに大した仕事をしていないと思っていることもあって、
「わたしなんて子供産むことすら経験してないし、ひよっこだよねえ」
という考えが頭をよぎることが多々ある。
うーん、これはただのモラトリアムにしがみつく延長なのかなあ。
「子供を産んでいない今の自分がひよっこ」と思っているということは、裏を返せば子供を産んだ後に、経産婦至上主義になりはしないだろうか・・・・とちょっと心配になった。
しかし、著者は「母性という言葉で、女性の苦労がごまかされている」と指摘していて、だからこそ「苦労してるんだから認めろよ的母性至上主義」vs「産んでないしそんなん知るか軍団」(超意訳)、みたいな女の戦いが起こる、ともしている。
これ、鋭いなあ。
自分を好きであることはいいと思うけど、多様性を受け入れることを忘れてはいけないなあと心に刻んでおこう。

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今回転勤したポストに手を挙げるかどうか、自分の年齢と子供のことを考えて、本当に悩んだことを思い出した。
今の自分を俯瞰して、「仕事を選んでます!(キリッ)」みたいに言い切れるものでもないし、ニューヨークに来る選択が正しかったかは不安になるし、「かっこいい!」とか言われると本当にもぞもぞする。
ちがうんだーーーなんか全部なりゆきなんだーーーーみたいな。すんません。

結婚するとか、出産するとか、30代はこんな選択肢ばっかりだ。
特に、子供を産むって有限なものだから、考えておくことは本当に大事だと思うけど、理屈だけで行動したら違うような気がする。
(結婚相手は年収ウン百万円以上、自分より頭がいい、次男、絶対○○・・・・みたいなね)

逃げずに自分とパートナーや配偶者と向き合って、考えて、話し合って、柔軟に行動していくことが大事なんだなあと思った。
・・・・思うところで満足した。今日のところは。

まだまだ母親になれる気がしなくて、未熟な自分が仕事に逃げているように感じられて落ち込む夜であった。
はーーーーー。ピスタチオアイス食べよう。


2013-02-19

The Great usa Bake Off!

突然だけど、わたしは料理が好きである。

大したものは作れないので、「料理好き」と宣言するのも恥ずかしいのだけど、食べたいものを食べたいときに作るのは何よりのストレス解消!
週末、同僚のおうちでごちそうになったり、外食したりしてたので、料理したい欲がふつふつ。

そういえば、同僚のおうちでごちそうになった帰り、美人奥様が涙が出そうなくらいおいしい唐揚げをタッパーに入れて持たせてくれたのだった。
返さなくていいよーと言われたんだけど、それも申し訳ないし、そうだ、クッキーを詰めて返そう!と思い立った。

小麦粉を買って家に帰る。
家にあった卵とバターとお砂糖と一緒に練って、冷凍庫で少し休ませたあと、切って、オーブンに入れる。
参考にしたのはこちらのレシピ。楽ちんですばらしい。

バター30★簡単クッキー(COOKPAD)

はー、終わった終わったー、とソファに腰かけた瞬間、ふと気づいた。

「あれ?そういえば、あの小麦粉、薄力粉?それとも強力粉?」

やけにさらさらしてたから薄力粉かなー。薄力粉って英語でなんて言うんだろ、と思ってパッケージを見る。

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Self-rising flour・・・・??
自分で登る・・・・???

なんだそれーと思っていたら、ご丁寧に横に説明が書いてあった。

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WHAT IS SELF-RISING FLOUR?
(Self-rising flourってなに?)
うむ、わたしみたいな疑問ですね。

Self-rising flour is all-purpose flour to which leavening agents and salt have already been added-the equivalent of 1 1/2 teaspoons of baking powder and 1/2 teaspoons of salt per cup.
(Self-rising flourは、多用途にお使いいただける、膨張剤と塩---1.5さじ/カップ分のベーキングパウダーと0.5さじ/カップ相当---がすでに含まれている粉です。)

え・・・・??塩とベーキングパウダー入り・・・・だと・・・・??

Self-rising flour is an ideal ingredient for biscuits, gravies, corn bread and other quick breads.
(Self-rising flourはビスケットやグレービー、コーンブレッドやクイックブレッドにぴったりの材料です。)

・・・・・・・・

「ぴったりの材料です(キラーン)」じゃなーーーーい!!!!!!

ううう・・・・
「塩気が隠し味にあったほうがいいよねえ」と有塩バターを使う自分の中での言い訳をしたのに、粉に塩が入っていたとは・・・・
なんという誤算・・・・泣きそう・・・・

とかやっていたら、さすがアメリカンオーブン。あっという間にクッキーさんの焼き上がり~。

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ふむ、形が不揃いなのは置いておいて、見た目はそんなに変ではない。
おそるおそるひとつ、口に入れる。

・・・・・・・・涙が入ったわけじゃないけど、ちょっとしょっぱい。

美人奥様に差し上げるにはさすがに申し訳ないので、家で食べることにした。
ちーん。

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どうでもいいけど、今日のエントリーのタイトルはこちらの番組からぱくらせていただいた。
The Great British Bake Off(BBC)
日本ではありえないような大きさや色の甘いものがたくさん出てきて、見ていて楽しい。
イギリスの番組だけどご参考まで☆

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ふと思ったんだけど、普通の小麦粉を買おうとして、お好み焼き用の粉を買っちゃった人状態だなわたし。

次回はお好み焼きを作ってみようと心に誓うのであった。

ちなみにここまで書いて、ブログが落ちるなどした。
クッキーがポリッジになりそう。ううう・・・・
ストレス解消のはずの料理にまで裏切られて、踏んだり蹴ったりだけど、わたしは元気です。

2013-02-18

ニューヨークの吉祥寺・ウィリアムズバーグ探検

今日はブルックリンのウィリアムズバーグ(Williamsburg)という場所に行ってきた。
同僚いわく、「ニューヨークの吉祥寺ってかんじですよー」とのこと。
それは行かざるをえない・・・・!

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地下鉄のBedford駅で降りると、マンハッタンとは違う小さくて古くてかわいい建物がいっぱい。
この建物の横はワイナリーだった。ニューヨークにワイナリーってすごいなー。

お昼ご飯は、同僚おすすめのフレンチクレープ屋さん・・・・に行ったところ、さすがプレジデントデー、ばっちり休んでた・・・・

ということで、別のおすすめのROEBLING TEA ROOMという場所へ。

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わかりづらいけど、倉庫を改装した風の店内。
スモークサーモンを頼んだところ、

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どーーーーーーーん。

おしゃれティールームかとあなどっていたら、すごい量・・・・
しかしサーモンもつけあわせもおいしくて、まさかの(?)完食!
アメリカンサイズへの道まっしぐら!!

のどかな雰囲気は吉祥寺っぽくもあり、下北っぽくもあり、昔古本屋さんが多かった、という話や住宅街っぽいところは阿佐ヶ谷や荻窪っぽくもあり。(ああ、全部の地名がなつかしい・・・・)

続けて立ち寄ったのはBrooklyn Art Libraryという場所。
ここは、「The Sketchbook Project」と銘打って、世界中のアーティストからスケッチブックを寄付してもらって、貸出をしているライブラリーだそう。

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ほんの一部だけど、壁一面の棚にはスケッチブックがいっぱい!
カードを作って、貸出をするそう。

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おおおお、こういう棚、昔図書館にあったー!レトロ!かわええ!!・・・・と大興奮。
夫いわく、この棚は昔FBIが犯罪者を管理するために始めたのが起源、と言っていた。
本当かどうかは調べていない(笑)

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川沿いからマンハッタンを臨む。
同僚いわく、ハリケーンのときは、この写真の右半分(ミッドタウンから北)は明かりがついているのに、左半分(ダウンタウン)は真っ暗に停電していたそうな。

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これは駅にほど近い、mini mini marketといういろんなお店が入っている建物のすぐ横にある本屋さん、Spoonbill & Sugartown, Booksellers

アート系の本やら、古本やらが売ってて、品揃えはけっこうカオス。でもおしゃれ。
猫が2匹いるらしいんだけど、1匹しか見当たらなかったーーー。

こういうおしゃれなお店やギャラリーの合間に、こじんまりとした家がたくさん。

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このタイルの建物かわいいーーー!
落書きを見てわかる通り、5年くらいまでは本当に治安が悪くて怖い地域だったそう。
でも、ここのところおしゃれなお店ができたりして大人気になってきて、家賃も上がりまくりのようだ。
試しに不動産屋さんの窓にかけられた物件情報(価格)を見たけど、マンハッタンの我が家より高かった!うおー!
「やっぱり都内で一番住みたい場所は23区外の吉祥寺、みたいなものか!!」とやけに納得。

ぐるぐるお散歩してちょっと疲れたので、最後にお茶を。
Pies 'n' Thighsという、その名の通り、パイとフライドチキンのお店。

え・・・・?パイとフライドチキン・・・・???

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これまたガレージか倉庫を改装した感じの店内。
入口は小さいんだけど、中に入ると奥が広い。
ちなみに写真の上の四角く光っているところは天窓。陽射しがまぶしい!

こちらはパイが有名とのことだったので・・・・

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どーーーーーーーん。

アップルパイを頼んだらやっぱり大きかった・・・・というかてっぺんの生クリームの量・・・・

ちょっと失敗したか?と思いながら食べてみたら・・・・おいしい!!
生クリーム甘くないし、りんごは甘酸っぱくて、フィリングはサクサクだし、うおおおおーー!
いや、感動している場合ではない。カロリーは高そう・・・・
(ちなみにこのアップルパイにチェダーチーズトッピングとかもできる。どういうことなの・・・・)

パイのほかにもドーナツやら、フライドチキン屋さんということで、ケンタッキーで出てくるようなビスケットがあるんだけど、そのビスケットがケンタッキーの2倍くらいの大きさで、こりゃいかんと思いながら魅力的だった。ぐぐ。

ちなみにここで出しているOSLO Coffeeというのは、同名のウィリアムズバーグのコーヒー屋さんから仕入れているものだそうで、すっきりしていて飲みやすかった。
お豆も買えるらしいので、今のものが切れたら買いに行こうかなあ!

ということで、半日歩きまわったけど、最後にばっちりカロリー摂取したので、プラマイだとプラスになった気がする。
アメリカンサイズへの道をころがり落ちていく気分。

ちょっとアメリカンな振る舞いを見習って、走ったりしようかなあなどという考えが脳裏をよぎるのであった。
よぎっただけだけど。


2013-02-17

でもやっぱり不安になっちゃう、一馬力だもん

はい、前回の記事に続いて、専業主夫ネタです。
昨日の記事で、こんなことが不安だ、というのを3つほど書いたので、その解説などを。

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(1)夫の今後の仕事がどうなるかという不安

我が夫はフリーランスで、できればニューヨークでも仕事ができればいいなあということを書いたけど、労働許可が出るかというシステム面でのリスクや、いい仕事が見つかるか、採用されるか、という不安がある。
正直、生活するのに共働きが必須というわけではないけど、収入の問題ではなく、「働きたい」という気持ちを消化するというのは、運動不足を解消するようなものにちょっと似ている気がする。(やりすぎなければ、だけど。たぶん)
あ、労働許可の取り方については、今後夫の手順が進み次第書いていこうかなあ。

(2)子供ができたときの不安
あ、まだ妊娠してないっす(笑)
でも、そのうち子供がほしいねえというのは日本にいる頃から思っていたのだけど、気づいたらニューヨークに転勤してました・・・・!!!
子供ができるかどうか、というのはおいておいて、もしわたしが今妊娠したらどうなるんだろう?というのは結構考える。
周囲はどういう反応をするだろうか?
どこまで仕事と両立できるだろうか?
せっかくこっちに来るチャンスを得たのに、妊娠した、という事実だけで日本に帰されるんだろうか?
乳飲み子何か月から預けて仕事をするの?
いやまて、そのとき夫が仕事してなかったら収入どうなる?・・・・とかその辺。
ちなみに母になった友達からは
「そんなこと考えてたら、子供はいつになっても産めないよ!」と言われております。ほんとおっしゃる通りです・・・・とほほ。

(3)今回の経験がお互いの将来に役立たないかもしれないという不安
上記2点がからんで、2人の間に何かいやーな雰囲気が立ち込めて、
「やっぱり来ないほうがよかったんじゃないかなあ」
という気持ちになるんじゃないか、というのはすごく不安。

どんな選択肢でもそうだけど、「あのとき、こうしなければなー」という後悔は生まれがちなので、なるべく、後悔しなくてすむように、いろんなことを考えながら、貴重な経験をさせてもらっている毎日を大事に過ごさなきゃなあと思う。
とりあえずスーパー探しをやめて、そろそろ観光しよう(笑)
あと、万が一(?)の妊娠+無収入に備えて貯金しようー。

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・・・・ということで、いろいろやってみよう、と思ったときに読んだこのベストセラーは心に響いたのであった。
ずーっと本屋さんで気になってたのに、ベストセラーだからって、なんとなく敬遠してた。ごめんなさい・・・・!!!
で、結局、気になりすぎて成田空港のTSUTAYAで買ったという。早く買えばよかったのに、わたし。



たとえば、「何かができなかったときに自分を非難するのは、自分を変えるためには無意味」、というのは、本当に目から鱗だった。
決めたことができない自分自身を観察して、どうしてそういう行動をしたか振り返って、どう振る舞いたいかを考えればいいと。
メールの返事や人に物を返すのを先送りしまくるわたしもそうすればいいですな!!!
(どうでもいいけど、この本の中にはメールを見すぎる人の話ばっかり書いてあって、ああ、わたしにその能力ちょっとください、と思ったりした。うぐぐ)


わたしと同じように、「ベストセラーだし、どうしようかなー」と悩んでいる人がいたら、著者がしゃべっているYoutubeを見て、判断するのもいいかもしれない!
Authors@Google: Kelly McGonigal (英語)

スタンフォードの自分を変える教室 ケリー・マクゴニガル, 神崎 朗子 本(日本語)

公式PRIMENEWS 20130131 1/2 マクゴニガル氏に聞く 意志力とは(日本語)


実験や研究の結果がたくさん書いてあるのも、理屈っぽいわたしの好みだった。ぐふふ。
エンジョイ☆


2013-02-16

専業主夫でも主婦でもいいじゃない

はい、本日もそろそろ恒例になりつつあるニュースつっこみブログです☆
ネタがないわけじゃないぞ。本当だ!!

「専業主婦派」20代急増の謎 (R25)

ついにR25にまでつっこみ始めたかという気がしないでもないけど、現状、夫が専業主夫状態のわたしの話が誰かの参考になればいいなあと思いながら書きたい。

なんか書きたいことが全然まとまらないので、数回のシリーズでお送りすることになりそう。
今日はわたしたち夫婦の形態と、わたしの転勤が決まったときの周囲の反応あたりをご紹介したい。

我が家は、都内で暮らす、
フリーランス造形作家の夫
     +
企業の正社員の妻
という組み合わせの夫婦だった。

・・・・だった、って別れてないよ!都内で暮らす、が過去形なだけよ!

フリーランスってなんだ、という人もいるかもしれないので、軽く説明すると、自営業で、いろんなところからの仕事を受けてきて、納品するというお仕事。
カタカナでなんかかっこいいし、自分で仕事を調整できるイメージがあるけど、もちろん大変な部分もたくさんある。
会社員って、毎月同じ日にぽーんとだいたい同じ金額のお給料が出る。
フリーランスは休んだり、仕事の時間を減らしたら、その分収入ががつんと減る。
夫が毎日遅くまでやっていた仕事の報酬の未払いがあったときは、ほんとにいろんな意味で泣きそうになった。
さらにわたしはずーっと正社員で働いてたので、正直年金とか保険とか税金とか、全然考えたことがなかったんだけど、フリーランスだと自分でやらなきゃいけないし、大変だなーと思う。

で、そんな中、わたしがニューヨークに転勤することになった。
夫は「こっちで仕事ができたらいい経験になる」と迷いもなく、日本での仕事を捨ててついてくることに。

・・・・しかしだな!
周囲の反応はほんとにいろいろだった。
なんとなく、男女や働き方で差があるような気がした。

わたしの会社の仲のいい男性たちは、

「旦那さんどうするの?」
「は?専業主夫?」
「えっ?ひとまず扶養に入れる?」
「せっかくお客さんを東京で開拓したのに、ひどい嫁だな!


・・・・と言いたい放題(笑)いや、ほんとおっしゃる通りなんだけど。
言われてみて、
「ああ、この人たち、今の仕事をやめるという選択肢がないんだなー」
と思ったりした。
いいか悪いかは置いといて、この辺も思うところがあるので、今後書きたいなー。

ちなみに夫の業界の人や周囲の友達は、
「いいねー、がんばってね!」
という人が多かったそうな。
これは、「手に職」系の余裕なのかな、と会社員的には思ったりするのである。

女友達は、基本的には、
「よかったねー!いいなー!遊びに行く!」
「2人で行けるっていいよね!」
「ほんと、旦那がフリーってうらやましい!」
とかポジティブな反応をしてくれたのだけど、中には、
「子供いつ作るの!?」
「ニューヨークで作ってこい!」
という非常に現実的なつっこみをしてくれる人もいました(笑)

ということで、ほんと、同じようなことを書かれているブログを見つけたときは、
「ああああああああ・・・・わかる!!!(けどわたし女だからこれ言ったら角が立つ!)」

って思いましたはい・・・・!!(書いたら結局角立ちまくるけど(笑))

海外赴任前の雑感(5)夫はすごいが妻はすごくない?(記日きつい思れぐま気 from バンクーバー)

我が家はこのお宅とは違って子供がいないので、シチュエーションがまったく同じとは言えないけど、同じこと考えてる人がいるんだなあ、というのは力になった。

周囲の反応はいろいろだけど、わたしや夫の親が、応援してくれているのは、本当に救い。
ニューヨーク行きが決まったとき、両親は孫を期待しているんだろうなあと思っていたので、伝えるときになんて言おう、とちょっと考えた。

考えた結果、
「なんかこんなこと(仕事とか海外行きとか)ばっかりで親不孝でごめんねー」
と言ったところ、

「なんでー?自慢の娘だよ。(夫)くんが一緒に行ってくれるなら心配ないね」

と迷いなく母が返してくれたのは本当にわたしが自慢したいところ。
いや、母よ、だから娘がこんなに自由すぎるんですよ・・・・!!!

ということで、結局一番の友達や家族には応援されているので、ちょいちょいイヤミっぽいことを言われながらも楽しく一緒に生活している。
平日は、わたしが家に帰るとおいしいごはんができていて、食べたあとはきれいに掃除された部屋でのんびり。
朝ごはんはもちろん、お弁当も持たせてくれる。
たまに一緒に街を散歩したり、新しいものを試してみたりする。

なんとなくいいことばっかり書いていて、きれいごとともとられかねないので、不安も軽く書いておいて、次回以降に詳しく書いていきたい。

・夫の今後の仕事がどうなるかという不安
・子供ができたときの不安
・今回の経験がお互いの将来に役立たないかもしれないという不安

--------

ところで、専業主夫の方たちのブログはよく見つけられるんだけど、専業主夫を持つ妻のブログってなかなか見つけられず、

「みなさんきっとお忙しいですよね・・・・」

と思いつつ、ちょっと寂しい次第。

ということで、

「専業主夫 妻」

とGoogle先生に入れてみたら、

「専業主夫 妻 年収

と補完された・・・・

そんなもの見てどうするみんな!!!!やめるんだ!!!!

ともあれ、同じような経験をされている方の話がとっても読みたいので、情報お待ちしてます!


2013-02-14

でもやっぱり不安になっちゃう、一馬力だもん

はい、前回の記事に続いて、専業主夫ネタです。
昨日の記事で、こんなことが不安だ、というのを3つほど書いたので、その解説などを。



--------

(1)夫の今後の仕事がどうなるかという不安

我が夫はフリーランスで、できればニューヨークでも仕事ができればいいなあということを書いたけど、労働許可が出るかというシステム面でのリスクや、いい仕事が見つかるか、採用されるか、という不安がある。
正直、生活するのに共働きが必須というわけではないけど、収入の問題ではなく、「働きたい」という気持ちを消化するというのは、運動不足を解消するようなものにちょっと似ている気がする。(やりすぎなければ、だけど。たぶん)



あ、労働許可の取り方については、今後夫の手順が進み次第書いていこうかなあ。



(2)子供ができたときの不安
あ、まだ妊娠してないっす(笑)
でも、そのうち子供がほしいねえというのは日本にいる頃から思っていたのだけど、気づいたらニューヨークに転勤してました・・・・!!!
子供ができるかどうか、というのはおいておいて、もしわたしが今妊娠したらどうなるんだろう?というのは結構考える。
周囲はどういう反応をするだろうか?どこまで仕事と両立できるだろうか?せっかくこっちに来るチャンスを得たのに、妊娠した、という事実だけで日本に帰されるんだろうか?乳飲み子何か月から預けて仕事をするの?・・・・とかその辺。

ちなみに母になった友達からは
「そんなこと考えてたら、子供はいつになっても産めないよ!」
と言われております。ほんとおっしゃる通りです・・・・とほほ。


(3)今回の経験がお互いの将来に役立たないかもしれないという不安
上記2点がからんで、2人の間に何かいやーな雰囲気が立ち込めて、
「やっぱり来ないほうがよかったんじゃないかなあ」
という気持ちになるんじゃないか、というのはすごく不安。

どんな選択肢でもそうだけど、「あのとき、こうしなければなー」という後悔は生まれがちなので、なるべく、後悔しなくてすむように、いろんなことを考えながら、貴重な経験をさせてもらっている毎日を大事に過ごさなきゃなあと思う。
とりあえずスーパー探しをやめて、そろそろ観光しよう(笑)

--------


・・・・ということで、いろいろやってみよう、と思ったときに読んだこのベストセラーは心に響いたのであった。
ずーっと本屋さんで気になってたのに、ベストセラーだからって、なんとなく敬遠してた。ごめんなさい・・・・!!!
で、結局、気になりすぎて成田空港のTSUTAYAで買ったという。早く買えばよかったのに、わたし(笑)






たとえば、「何かができなかったときに自分を非難するのは、自分を変えるためには無意味」、というのは、本当に目から鱗だった。
決めたことができない自分自身を観察して、どうしてそういう行動をしたか振り返って、どう振る舞いたいかを考えればいいと。
メールの返事や人に物を返すのを先送りしまくるわたしもそうすればいいですな!!!
(どうでもいいけど、この本の中にはメールを見すぎる人の話ばっかり書いてあって、ああ、わたしにその能力ちょっとください、と思ったりした。うぐぐ)



わたしと同じように、「ベストセラーだし、どうしようかなー」と悩んでいる人がいたら、著者がしゃべっているYoutubeを見て、判断するのもいいかもしれない!



Authors@Google: Kelly McGonigal (英語)



スタンフォードの自分を変える教室 ケリー・マクゴニガル, 神崎 朗子 本(英語)



公式PRIMENEWS 20130131 1/2 マクゴニガル氏に聞く 意志力とは(日本語あり)



美人だし、実験や研究の結果がたくさん書いてあるのも、理屈っぽいわたしの好みだった。ぐふふ。



2013-02-12

SSN最短所要時間選手権にエントリー!

先週、2月6日にSocial Security Numberの申請をしたのに(参照)、昨日、2月11日にはもうSSNのカードが届いた。

5日!!!はやっ!!!

「4週間以内に届くから~」って言ってたのにこの速さ。
「郵送しました」って言われたものが届くのに1週間以上かかったりもするのに。不思議だぜアメリカ。

が、一緒、というか正確には1日前に申請した(またもや参照)夫のSSNがまだ来ないというおもしろい展開に!
さすがというか、なんなのか、この仕事のムラはなんなんだろ・・・・
会社勤めと無職フリーランスの差?・・・・ではないと思うんだけどなあ。やっぱり不思議だぜアメリカ。。

ちなみに、わたし(だけ)が気になるカードに書かれた名前は、

1段目:(名前)
2段目:(新姓)(旧姓)

だった。
おおおおおおお、久々(?)の勝利(??)!!!
なんか新旧の順番が気になるけど!まあなんとかなるか!
(何度も書きますが、この実験、おすすめはしません!)

・・・・・・・・

これだけだと昨日のつっこみで体力消耗しすぎたことがばればれのつまらない記事なので、閑話休題。

今日、友達と行ったお店でのできごと。
お手頃なお豆腐料理屋さんで、メニューに、

Mac & Cheese
gruyére, truffle pâté, shichimi, panko (add pancetta / 2)


というものがあった。
グリュイエールにトリュフのパテーーー!きゃーおいしそう!
Macってよくわかんないけど、マクドナルド的なハンバーガーのことだよね?
と思ってオーダー。

出てきたものはどう見てもグラタン・・・・・・・・・・・

Macって、「マクドナルド」じゃなくって、「マカロニ」なのね・・・・・・・・

ということを知ったのであった。

これがチューザイインの実力ですよ・・・・(白目)
(ああ、また全世界の駐在員の方たちを敵に回すようなことを・・・・)

・・・・・・・・
みんな気をつけてねっ!!!誰もやらないとおもうけどっ☆

20130212t225312_0

あんまりよく見えないけど、これが食べたMac & Cheese。
うん、まあおいしいけど、お豆腐料理屋さんなのにお豆腐関係ないよね・・・・


2013-02-11

駐在員はえらくもないしすごくもない

“駐在員の下僕”海外現地採用社員の実態〜コストカット要員、そのまま最下層へ(Business Journal)

堅そうな名前がついたサイトのわりに、この記事の質は・・・・という内容。

つっこむ方もどうなの、と言われそうだけど、いわゆる「駐在員(笑)」のわたしが端からつっこんでいきましょう!
べ、べつにブログのネタがないわけじゃないんだからねっ!!!

--------
停滞する日本に見切りをつけ、海外に活路を見いだすーー。転職希望者の間で、「現地採用」、通称「現採」が人気だ。
停滞する日本に見切りをつけて、海外に活路を見出すような人日系企業だけ狙って転職するのかなあ?
本社から海外に派遣される駐在員になるには、商社やグローバルなメーカーの正社員になるしかないが、そのハードルは驚くほど高い
これも上記と同じく、停滞する日本に見切りをつけて、海外に活路を見出すような人(辞書登録しようかなこの代名詞)が、日系の商社やメーカーの駐在員という立場だけを狙うだろうか。
この記事では転職者のことだけ言っている?っぽいので、「ハードルが驚くほど高い」というのは中途で入るのが難しいっていうことなのかな?
それとも中途で入ったあとその任務につくのが難しいということなのだろうか。

わたし、実はちょっと前にグローバル人材(笑)として転職活動をしたことがあるんだけど、仕事はありそうだったんだよなあ。(ちなみにいわゆる外資企業が多かった)
そういう職種にアプライするまでのハードルが高い、という意味だとしたら、うんまあもうちょっとがんばろうねというか、夢見る少女じゃいられない、っていうか・・・・
でも、海外で働くことをあきらめきれない……。そんな人が、現採にピッタリはまるのかもしれない。最近では海外での転職を斡旋するエージェント(人材紹介会社)も増えているから、日本にいながらにして現採案件が探せる手軽さも、“現採人気”を後押しする。
いやだからぴったりはまらないってばー。
そういう人にはもっとたくさんの選択肢がある。
人事コンサルティング会社・wealth shareの代表取締役鈴木智之氏も「結論から言って、現採は絶対にやめたほうがいい」と断言する。「理由はただ1つ。駐在員と現採では、身分が違うからです」
身分制が残っている世界が、まだあったんですね・・・・(棒)
「身分」とかいう言葉を使うあたり、あまりお世話になりたくないな、このコンサル会社
せめて「立場」とか「責任範囲」って言えばいいのに。
例えば、商社の海外駐在員は、ただでさえ高い本邦給与と海外給与が2本建てで支給され、国内で働く場合のおよそ2~3割の上乗せ分が期待できるのに対し、アジア諸国の現採日本人の給与は、日本円にして9万円~17万円が目安。
いいなー、商社ってそうなんだー。(棒)
ちなみに、
「現地採用の人には待遇を話さないように」
と、釘を刺されている駐在員がいるのは確か。
待遇が違いすぎて訴えられる可能性があるかららしい。うーん。。。。
 その上、中にはあからさまに現採日本人を見下す駐在員もいる。「東南アジアだと駐在員が2~3人しかいない拠点も多く、そのわりに1人の裁量が大きいため、天狗になってしまう人が多い。(中略)」
天狗になって、えらそうにふるまう駐在員の人を見たことがあるので、絶対に自分はそうならない、と決めている。
言葉遣い1つとっても、当たり前のような呼び捨てや、「あいつ」「やらせとけ」みたいな言い回しをするので天狗は一目瞭然。
あー、大きな会社だったり、日本という国にぶら下がって、世の中を上から見ている人なんだなーと思う。
仕事内容も、本社駐在員と現採日本人では、まるで違う。本社から来る駐在員は、会社の経営戦略の1つとしての現地事業という枠で、ダイナミックな仕事ができるのに対し、現採日本人は現地職員の取りまとめ程度の仕事しかさせてもらえない。
これは会社によって違うと思うのでご確認くださいとしか言いようがない・・・・
わたしの職場では、現地採用の日本人以外の同僚がいるけど、ふたりともとても重要な仕事をしてもらっているし、わたしにできないことをいつも補ってもらっている。
補ってもらうものは以下の通りで、逆もまたしかり。お互いさまだと思う。

(1)言語のネイティブチェック(同僚は英語やフランス語、中国語、わたしは日本語)
(2)専門分野の補完(同僚は政治や知財等について、わたしは技術系)
(3)これまで経験した国の文化の知識(同僚はアメリカ、カナダ、ヨーロッパなど、わたしは日本やアジアの国)

わたしはまだまだ補ってもらうところがたくさんありすぎなので、まじでえらそうにとかできませんはい。
「現地採用は、しょせん現地採用。どれだけ優秀だろうが、現地の事業や言語に精通していようが、現地採用という枠からは出られません。本社組になりたいと言っても、人事部に『しょせん、現地採用なんでしょ?』と扱われるだけです」
いや優秀だったら、正当に評価してくれないような会社の本社組になりたいなんて思いません・・・・!!!!!
自分が好きな土地に住み、好きな文化に触れながら仕事をするのが幸せ、といった価値観で現採日本人として働くのは有意義かもしれないが、「世界を股にかけて活躍する第一歩に」なんて野心から現採を目指すのは、無謀かもしれない。
無謀、という言葉がここに来るのはあきらかにおかしいと思うけど、それはおいておいて。
『「世界を股にかけて活躍する第一歩に」なんて野心』を持っているなら、どこかのステップで現地採用という立場になってみてもいいんじゃないかな
野心を持っているなら、冷静に駐在員や日本の企業のレベルを判断して、「あ、こりゃだめだー」って転職するくらいのことはするだろうし、さっきも書いたけど、優秀な人を持ち腐れさせちゃうような会社はさっさとやめちゃえばいい

--------

はーーーーーー、つっこみ終った。

まとめよう。この記事に言いたいのは、
日本が停滞してるとか言いながら、
原因のひとつかもしれない、現在のシステム、新卒一括採用、正社員、終身雇用バンザイ!みたいな姿勢がちぐはぐで、
あー結局世の中全部を否定したいのね。中二病なのね。
ということであった。

現地採用、駐在員といっても、ただの仕事の役割(しかもその時だけの)なだけで、身分なんかじゃない。
そのあとの人生を考えたときに、どちらがいいのか、っていうのは一時の立場や、失業保険云々だけでは判断できないと思う。
この著者にはそれがわからんのですよ。(使ってみたかった)

わたしは誇れる学歴も知識もなく、英語もまだまだだと思っているけど、たまたま、
・ちょびっと専門分野を知ってる
・ちょびっと英語ができる
という点が、今やっているプロジェクトでちょっとは役立ちそう、ということで、日系企業から駐在員としてニューヨークに来ている。

これはものすごいラッキーケースだけど、誰にでもあり得る、おこりえることなんじゃないかなあ、とも思ったりする。
ほんとにわたし、ただの田舎出身の三十路女っすよ。だから駐在員なんて大したことないっす。誰でもなれる。
(あ、大したことある人もいるか。ごめんなさい)

こういう記事がよくわからないチューザイ像を作り上げるのは、チューザイ側も勘違いするし、周りも「そうなのかー」と思ってしまうかもしれないので、本当にやめてほしいなあと思った。

「グローバル人材(笑)」「チューザイ(笑)」については、こんどぜひ思うところを書きたいなあと思っているんだけど、ちょっとまとめきれていないので、そのうちに!

あ、最後に。

テレビ東京 大江麻理子NY転勤の舞台裏(livedoor NEWS)

海外で箔をつけるとかほんと・・・・古いよなあ。
本人が気の毒だなあと思うわけです。


(2013/2/12追記)
つっこみに集中しすぎて、「こういう観点は?」というコメントをいただいたり、大事なことを書き忘れている感があったのでちょっと追記をば!

・「でも駐在員と現地採用って、『身分』違うよね?」
→ううむ、細かいかもしれないんだけど、『身分』という言葉がしっくりこなかったんだよなあ。
立場、待遇、ならわかるかもしれない。
駐在員と現地採用の人の待遇の差については今後ぜひ書きたいと思っているので、ちょっと考えをまとめようと思う。

・「現地採用の人から、『業績を上げても、本社から来ている上司が本社に凱旋するだけになってしまうという』という愚痴を聞いたことがある」
→これは・・・・言うなれば、たとえば現地採用vs本社の人、という関係でなくてもどこでも起きえることかもなあと思った。

・「現地採用の日本人と日本人以外で待遇(扱い)が違うってことはよくあるのでは?日本人には現地採用でも日本人的労働時間を求めるとか」
→これ、どうなんだろう。わたしの職場ではない・・・・ように見えるんだけど。
正直、わたしのチームは日本人駐在員+外国人現地採用、という組み合わせで成り立っているので、この観点はなかった、というのが正直なところ。
「日本人」ということが、扱いの差を生むのかどうか、そこから不満が生まれるのか、っていうのはこれから観察していきたいと思う。

・「駐在員はすごくない」、という意味
→よく考えたら全世界の駐在員の方たちを敵に回す発言でしたーーーごめんなさい(遅い?)。
もちろん、優秀ではないとかそういうことが言いたいわけではなくて、「必ずものすっごく選ばれた人がなるっていうものではないんだよー」ということが言いたかったのです。
(いや、そういう人もいるとは思いますが!)

ただ、わたし、駐在以外で海外武者修行みたいのを経験しているので、そことの違いで思うところがたくさんあるのです。

なので、「駐在員のイケてるオレ」とか、「駐在でセレブ生活~♪」みたいの見ると「うわぁ・・・・」みたいに思うんですね。貧乏性も手伝って。すんません(笑)
その辺は今後ちょいちょい書いていきたいです!

みなさんからのコメント、本当に示唆に富んでいて、いろいろ考えさせられてありがたいです。ありがとうございます!


2013-02-10

嵐のあとのセントラルパークからおしゃれ生活を目指す

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見事な逆光っぷりでセンスのなさを露呈しつつ、嵐のあとのセントラルパーク+アッパーウェスト見物報告をば。
リスは害獣だからあんまり近づいたりしちゃいけないらしい。でもかわいい。ぐぐぐ。

それなりに雪が積もっているマンハッタン。
セントラルパーク、さぞかしきれいなんだろうなー。みんな景色を楽しんでるんだろうなー。おしゃれ街だしなーこの辺!と思ってちょっと歩いてみたら、

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そりやってる・・・・・・・・
しかも、結構大人も一緒になってやってて、わたしも加わりたかった・・・・
さすがに公園内の除雪は大変だよねえ。広大ですし。と思ったら、

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ここだけきれいに除雪されてた。ジョン・レ○ンすごい。

ちなみに目の前は有名なダコダハウス。
さすがとしか言えないすごい建物がすごい場所にあった。

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どーーーーーーん。

すぐ横がセントラルパークのこの通り、古めのそこまで大きくない建物が並んでいるところに並木があったり、高・級・住・宅・街!!!という雰囲気だった。
うちのアパートも古いけど(世界恐慌前!)、この雰囲気はない。
まわりの環境とかも含めておしゃれ高級住宅街は作られるんだろうなあと再確認。はーーー。すてき。

すてき住宅街の空気に当てられて、おしゃれな生活に目覚めたわたし。
近くのショッピングモールの中にある、Williams-Sonoma というちょっとよさげなキッチン用品のお店で、高級お鍋、Staubを購入
緑色がキッチンやテーブルに映えると思って・・・・オホホ。

・・・・というか、22センチのお鍋が99ドルだったんだよーーーー!!!


と安さ自慢をしているあたりで、もうおしゃれ生活とか言う資格があるかはわからないけど、さっそく使った。

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炊き込みごはん☆

骨付きの鶏肉(今のところ骨付きのが主流に見られる)をそのまま入れて炊くという1回目にしてはチャレンジなことをやってみたんだけど、おいしくふっくら炊いてくれて、本当に買ってよかったと思ったのであった。
(しかし、写真暗すぎるなこれ!!)

ル・クルーゼもセールをやっていたけど、ここを見て、ストウブにしたのであった。
というか、99ドルは圧倒的すぎるよ・・・・・

気になるお鍋、調査隊!(PROKITCHEN)

ル・クルーゼは見た目通り、繊細な子なのね・・・・
わたしガサツだから絶対傷つけちゃうわ・・・・


staub ココットラウンド 22cm バジルグリーン 40509-354(1102285)
わたしの買った緑のストウブ、日本のAmazonでもそこそこお手ごろに売っているようだった。

あ、そうだ、ストウブ、おしゃれ生活めざして買ったんだった。

・・・・・・・・

最初くらい、アクアパッツァとかでおしゃれな雰囲気を出せばよかったかなーとちょっと後悔している。

輝け!ニューヨークのスーパーマーケット大賞!(2)

以前の記事に引き続き、ニューヨークのスーパーレポートを!
王道スーパーにやっと行けた感がありますはい。

--------

Citarella(★×3.5)
『The Ultimate Gourmet Super』って!!!とつっこみたくなるけど、入口に並ぶパンからして非常においしそう・・・・!!

量り売りのチーズや、パスタもたくさん。ゴクリ。
ちょっとEatalyに似ているかんじかもしれない。

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Sarabeth's Kitchenのジャムも発見。(値段は怖くて見てない)

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このコーヒー樽はわくわくする!

・・・・が、さすがに高すぎるかなあ。
牛乳6ドルって、毎日消費するわたしたちにはさすがになーーーー!


Fairway Market(★×4)
ニューヨークに住んだらここは早めに行くべき!と言われるスーパー。
それだけあってすばらしいー!
オーガニックとそうでないものを分けて売っていて、オーガニックじゃないものはかな りお手頃。

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ここオーガニックコーナー。
DAIKON・・・・!!
よく見るとそんなに高くない・・・・?

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こちらはオーガニックじゃない方のコーナー。
積み上げ方がすごい。

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ここだけじゃないけど、ムール貝がこんな感じで売ってるのを見ると、蒸したくなる!
庶民的なスーパーと言い切っていいのかはわからないけど、確実に高級スーパーではない。牛乳も安かったし。(1ドル台からある)

ただ、安くてよさげなものをおいてあるだけあって、さすがの混み具合。
結局何も買わずに出てきてしまったーーーーー。ので★4つ。


Trader Joe's(★×4)
こちらはおそらくガイドブックにも載っている有名なややおしゃれスーパー。
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なんだろう、このアメリカーンなかんじ・・・・
いや、しかし、安い・・・・!

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このサイズの牛乳がこの価格は安いーー!
ちなみにさっきのCitarellaはこれで6ドルくらいしたからなー。いやもちろん中身がちがうんだろうけど。

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りんごも1個69セントは安いような気がするなあ。
が、まあ、安いだけあって、すごい行列。

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スーパーなのに最後尾の立札って・・・・
ドラクエApple製品の発売日ですか・・・・
これ、お店を半周したあたりに立っててほんとにびっくり。
安さにもびっくりしつつ、やっぱり何も買わなかったのであった。
こちらはFairwayよりも、お店そのものをブランドにしている感じがやっぱりおしゃれ風スーパーなのだった。
平日昼間とかのが空いてるのかなあ。


Stiles Farmer's Market(★×4.5)
ここはわたしのいちおし!
にぎやかな通りから少し西側にそれた、いわゆるヘルズキッチンと呼ばれている地域の郵便局のすぐ近くに、一目ではお店とわからないプレハブが。
スーパー大賞とか言っておきながら、ここは八百屋さんなので、観光の人は行っても全然おもしろくないのでご注意ください。

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2ポンドで1.2ドルだとーーーーー!!!
これまで紹介してきたスーパーだと1ポンドで2ドルとかするので、破格・・・・

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おしゃれさのかけらもないけど、ハーブも1ドルくらいで売ってて、乾燥ハーブ買わなくていいかもとか思ってしまう。

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たまごも安いー!12個で1.75だとーーー!
ちなみにメロンが1玉で1.5ドル・・・・すごい・・・・!

壁には、
「カリフォルニアで天候が悪くて、野菜の値段が上がってるけど、商品の価格には反映させません!営業努力で吸収します!」
みたいな決意が貼ってあったり、なんだかアツイ。
基本的には野菜と果物しかないんだけど、パンとかパスタとかオリーブオイル、トマト缶とかもちょびっと置いてある。どれも安い。
ここで買ったイタリアンクッキー(たんまり入って3.5ドル)が、そこまで甘くなくておやつにぴったり。
1枚でおなかいっぱい。

あえて難点を挙げるとしたら、鮮度かなあ。
他のスーパーでは野菜は冷蔵されているけど、ここはプレハブなので、冷蔵されているのはかなり限られたものだけ。
わたしは今のところ全然きにならないけど、夏はどうなるんだろうなあ。

--------

ということで、本日は王道とマニアックな場所を組み合わせてお送りしました☆
あと有名なところで行ってないのはゼイバーズくらいかなあ。
そのうち行ってみようー!乞うご期待!(誰向け?)

(追記2013/6/29)
スーパー情報をまとめたKindle電子書籍を作ってみました。

こちら日本のAmazon。



ニューヨーク、住んでみた。行ってみた。

こちらアメリカのAmazon。他の国のAmazonでも買えます。
アメリカに載せてるのはタイトル英語だけど中身全部日本語・・・・
Living and trying in New York City (Japanese Edition)


スーパー情報以外にもレストラン、マーケット、アプリの情報を載せてます。
もしよろしければご覧ください!


2013-02-09

冬の嵐、その名はニモ


「こんなことが記事になるんだねえ」
と夫と話していた。

割と海外の観光スポットだとよく見るような??
・・・・と思っていたら、「ロンドンにはいないよ」とつっこまれた。
そういえば他の国でもあんまり見ないかも・・・・?

ああ、マドリッドのレティーロ公園やらSol近くで見たから、どこにでもいると思っているのか、わたし・・・・
ということで、Solの前もぜひ取材してほしいもの。

--------

そんな話はともあれ、昨日は大雪だった。
週間天気予報で、週末は荒れるらしいよーという話をちょいちょい聞いていたのだけど、気づいたら、「明日やばいらしいよ・・・・」みたいなことがみんなの共通の話題に。

さすがに気になったので、木曜日の夜、ニュースを見たら、
「電力会社は大雪に備えてます。除雪車は準備万端です!」
みたいな臨戦態勢!
除雪車がうわーーーっと並んでいるところはなんかかっこいいぞ!

今回の嵐の名前が「Nemo(ニモ)」らしく、あの映画ともじって、ファインディングならず、
ファイティング ニモ!
とか言い出すメディアもあったり。

うむ。なんか祭風・・・・!!
(参考までに→DAILY NEWS

が、嵐当日の金曜日。
朝からちょっと雪は降っていたけど、そんなにひどくもない。
まあ風強くて吹雪だけど、そんなにいうほどか?というかんじ。

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こちらは17時前くらい。
なーんだ、ニューヨークの雪って、こんなものかー。

そのとき!
「わー!すごーい、雪だ雪だーーー!」
と隣にいた夫が大喜びしているではないか!

・・・・え??

「すごい!九州だとこんなに降ることないしー!」
ああ・・・・なるほど・・・・

レア度からくる、「犬は喜び庭かけまくり♪」状態か・・・・
こちらは北国の田舎出身だからなんか肩すかし感。
雪に慣れてるはずのニューヨーカーの犬っぷりも半端ないなーと、ファイティングニモのくだりだったり、Twitterを覗いたりして思ったのであった。

翌朝はこんなかんじになっていた。
30センチくらい積もったのかなー?

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ちなみにこちらだと、公道はすべて市が責任をもって除雪、家の前はその家の人が除雪をするというルールになっているので、翌日がりがりになって困る!ということもあまりない。
塩カルまきまくりだし。この慣れ方もなんか地元感・・・・

はっ!!
そうか。都会に雪が降るから問題になるのか!!!

思いがけず、自分の田舎者っぷりを思い知らされた冬の嵐の日だった。