2013-03-12

「いただきます」は英語でなんて言うの?

そろそろアメリカに渡って2か月。
一向に英語が上達した感がない。


わたしの今の実力はこんなもので(以前の記事参照)、
「もっとするする英語がしゃべれるようになりたい。そのためには、日常の中で自然な言い回しを学んで使うことが必要だ!」
と思ってニューヨーク行きを決めたわけであるが、いやーまじで上達しない。
思い当たる理由はひとつ。上達するほど使っていないし、勉強していないからである・・・・


このままじゃ思うようにしゃべれないまま日本に帰ることになってしまう!
そんな危機感から、職場のネイティブの子(女・20代半ば)に協力してもらって、英語ランチをすることにした。
参加者はネイティブの子、わたしと同い年の日本人同僚、わたしの3人。
どういう風に進めるか悩んだのだけど、今日は、「英語で言いたかったけど、さっと出てこなかったもの」について、ネイティブ同僚に質問しまくる、という形式をとった。(つまり延々質問タイム的な)

日本人同僚の最初の質問から、会話が思わぬ方向に行った。


「英語で、いただきますってなんて言うの?」

あーーーーー、あるあるある。こういうステップ。


「そういう文化がない」、というところを理解するという第一関門!
先日も書いた通り(これまた参照)、日本語を英語に丸写しできないと思う、というのはこの文化の差からである。


そしたら、ネイティブ同僚(もうめんどくさいから以下ネイティブ子にする)が思わぬ話を披露してくれた。


ネイティブ子が、以前日本に留学した時のこと。
最初の日に、ホストファミリーの家の食卓について、ご飯を食べるときに、「いただきます」を言わずにネイティブ子がご飯を食べ始めたら、ものすごく変な目でみんなに見られたそうだ
それからしばらく、ネイティブ子はご飯を食べるのが怖かった、と言っていた。

ちなみにネイティブ子は大学で4年間日本文学を勉強していて、本当に日本語が流暢なのだけど、そんな子ですら、「生活の中でしゃべる」という場で、こういう失敗をしてしまったのだから、言葉って、頭の中で理解しただけでは使いこなせないなー、と心から思う。

でもって、「いただきます」を全世界で当たり前にやっている、って思い込んでる日本人って、決して少なくないと思う。わたしも前そうだったし。
日本にいると、異文化に触れる機会が少なくて、自分の文化について意識を向けることが少ないのかなあと思ったりもした。いいか悪いかではない。他国でもこういうものはあると思うし。
当たり前すぎて、独自の文化という意識を持てないという面はあるかもしれないけど、グローバル人材(笑)育成には、TOEICの点数よりも、こういう超小さいカルチャーショックの積み重ねによって、視野を広げること、さらにできれば、異なる文化を許せることが大事になるんじゃないかなあと思う。

視野を広げて異なる文化を許す、って書くと簡単なんだけど、具体的には、

待ち合わせに2時間遅れてくるスペイン人や、
全然回ってこないフランスのレストランのウェイターさんや、
イギリスのまずいご飯や、
アメリカのSSN窓口の冷たいお姉さんなど(参照)、これらもろもろを許すことである!


窓口で順番無視する中国人のギャルにはキレました・・・・まだまだっす自分・・・・

・・・・
ちょっと話がそれたけど、とりあえず、第1回目の英語ランチは超楽しく終了し、「言語を学ぶって、文化も学ぶことだよねえ!」と再認識したのであった。




わたしの日本人同僚と同じような悩みを持つみなさんの参考になるかもしれないので、追記部分にいくつか今日聞いた表現を箇条書きで書いておきます!


はい、こちら、本日の質疑応答。

Q1. 英語で「いただきます」ってないの?ないとしたら、いつ食べるの?
A1. ない。宗教によってはお祈りをしてから食べるとかある。
同僚の家は無宗教だったので、食卓に食べ物がのったら食べていた。


Q2. 人に何かを渡すときは、「Here you are」でいいの?
A2. 「Here you are」は結構丁寧なので、目上の人以外にはあまり使わない「Here you go」でいいと思う。


Q.3 たとえば、待ち合わせに相手が遅れる、という連絡が入った時、「構わないよー」的に言うのは「Don't mind」?
A3. 「Don't mind」という言い回しはないと思う。「Don't worry about it」とか、それに続けて、「It's not a big deal」という。

Q4. インフォーマルな集まりで、家族や友達を紹介するときは、「I'll introduce ○○」?
A4. introduceは結構フォーマルな言葉なので、遊びで紹介するときはちょっと仰々しい。(仕事ならまだOK)「This is ○○」とか、introduceを使いたいなら、「Let me introduce ○○」にするとカジュアルになっていい。


Q5. よく、「なんでニューヨークにいるの?」って聞かれるんだけど、「社内の異動で(ここに)転勤してきました」ってなんて言えばいいの?
A5. 「I was transferred by my company」とか、「I came here for my job」とかでOK。

Q6. お店でメニューを見て、「○○ください」っていうのはなんて言ってる?
A6. 「Could(Can) I get ○○?」とか、「I'll have ○○」でOK。


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これらはほぼ全部もう1人の同僚の疑問で、「あーーーー、確かに、こういう言い回し、わからない頃があったかもなあ」と思いながら聞いていたのでした。
これも小さなカルチャーショック、というか、日本語と英語との違いの積み重ねだよなあ。

で、我が家にあったこの本、こういう言い方を結構カバーしてて、おおっと思ったので紹介しておこう!


ご参考まで☆

4 件のコメント:

  1. たにっちょ2013年3月18日 20:12

    2ヶ月で英語を上達…(´Å`
    しゃべれ無かった人ならともかく、そうじゃない場合は、もう少し待とうよー
    でも、日常の何気ないフレーズが、一番必要だったりするよね。
    で、何気なさ過ぎて当たり前の言い回しがわからない・・・良くあるパターンです。
    ちなみに、「お帰り」って英語で近いニュアンスあるのかな?
    「ただいま」は聞いた事あるけど、なんかイマイチしっくりこなかったんだよねー
    まさに、文化の違いだね。
    ちなみに、英語にはあるけど日本語で表現できないものは何だろうか?

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  2. うさ(管理人)2013年3月22日 5:19

    「ただいま」が「I'm home!」みたいなやつかな?
    「おかえり」はなさそうだなー。
    英語にあって日本語に表現できないもの・・・・ぱっと思いついたのは、Sustainabilityみたいな「~ability」系の単語だなあ。
    「持続可能性」とか訳されてるけど、なんじゃらほい、ってかんじだよね!
    苦労のあとが見受けられますw

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  3. この本持ってるわ!ハッピーアイスクリーム!
    あと、勉強になりましたこの記事。
    引き続き頼みます!

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  4. うさ(管理人)2013年3月31日 16:15

    おお、持ってたか!
    確かAmazon先生で評価が高くて買ったような気がする。
    こういう感覚って経験してみないとわからなかったりするしね!お役に立ててよかっただすーー。

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