中世コスプレ大会の人込みをかき分けて(先日のブログ)、やっとこクロイスターズへ。
この中庭、非常にいい。ヨーロッパの修道院を彷彿とさせる…って、それをモデルに建築されたのだから当たり前なんだけど。
中庭写真もう1枚。柱のある風景好きである。
METに中世時代のものが少ないのは、ここにあるからである。ざっと見た感じだと、やはりアメリカにつながりのあるオランダ、ドイツ近辺のものが多いけど、フランスやスペインのものもそこそこあった。
いつものことながら、豊富な美術品を見ると、キリスト教の影響力の大きさを再確認させられる。ということで、素晴らしいものがたくさんあったのだけど、わたしが気に入ったものをいくつかご紹介。
このステンドグラスの柄と色がすごく好みだった。こういう柄の洋服があったら買いそう。そして柄が歩いてるとか言われそう。
Stained-Glass Window, with Grisaille Decoration (MET)
15世紀のトランプ!!この時にはすでに1から10とジャック、クイーン、キングだったらしい。
数のカードは狩りに由来するもので統一されているそうで、これは多分犬の首輪と縄である。
そういえばベルサイユのばらでも、アントワネット様が賭けトランプをしていたような。この頃から大貧民とかあったのかなあ。
Set of Fifty-Two Playing Cards (MET)
こちら教会(を再現したところ)。
黒いスピーカーがぐるりと並べられているのがわかるだろうか。
このひとつひとつのスピーカーからひとりの人が歌う讃美歌が流れていて、ホールの中に合唱となって響いているのである。すごいなあ。新しい美術館だからこそできる演出なのかもしれない。
ちなみにここの祭壇は12世紀のもので、スペインから持ってきたものらしい。どうやって集めたのか…と考えると暗い気持ちになるのでやめた。
Apse from San Martín at Fuentidueña (MET)
波型の柱はフランスからいらっしゃったらしい。おもしろい。削って作ったのだろうか。
Cloister from Saint-Guilhem-le-Désert (MET)
これまたスペインからやってきた水差し。イスラム文化の影響が感じられる絵柄だなあ。この柄もかなり好き。
Jug (MET)
同じくスペインからやってきた焼き物たち。この配色といい、絵柄といい、素晴らしい…
と、イスラムの影響を受けた焼き物に興奮していたら、さすがに同行した夫がちょっと飽きていたので、外の景色を見た。
テラスからの景色。この日はお天気も良くて、川がきれいである。
外壁に寄りかかって、ゲームボーイくらいの大きさの楽器を演奏するお姉さん。
この楽器なんて言うんだろう…ギターの高音のごとき、ちょっと寂しげな音楽が似合いそうな音だった。
あ、一応有名なユニコーンのタペストリーも載せておきます。
捕獲されてる。今みたいに機械がない時代にこんなに細かい物を織り上げたってすごいとしか言いようがない。
The Unicorn in Captivity (from the Unicorn Tapestries) (MET)
帰りにミュージアムショップを見たら、こんなものが売ってた。
………
囚われのユニコーンのクッション………部屋に合わせるの難しそうなんだけど。
帰り道、コスプレ軍団の盛り上がりは最高潮に達していたが、なんとか通り抜けて地下鉄の駅へ。
入口もなんとなく中世っぽく見えるのであった。
METやMoMAに比べたらクロイスターズは空いているし、大きすぎず、気軽に一周できるところがよかった。
もう少し秋が深まったらこの周辺は紅葉がきれいらしいので、またふらりと行ってみようかなあと思っているところである。
この中庭、非常にいい。ヨーロッパの修道院を彷彿とさせる…って、それをモデルに建築されたのだから当たり前なんだけど。
中庭写真もう1枚。柱のある風景好きである。
METに中世時代のものが少ないのは、ここにあるからである。ざっと見た感じだと、やはりアメリカにつながりのあるオランダ、ドイツ近辺のものが多いけど、フランスやスペインのものもそこそこあった。
いつものことながら、豊富な美術品を見ると、キリスト教の影響力の大きさを再確認させられる。ということで、素晴らしいものがたくさんあったのだけど、わたしが気に入ったものをいくつかご紹介。
このステンドグラスの柄と色がすごく好みだった。こういう柄の洋服があったら買いそう。そして柄が歩いてるとか言われそう。
Stained-Glass Window, with Grisaille Decoration (MET)
15世紀のトランプ!!この時にはすでに1から10とジャック、クイーン、キングだったらしい。
数のカードは狩りに由来するもので統一されているそうで、これは多分犬の首輪と縄である。
そういえばベルサイユのばらでも、アントワネット様が賭けトランプをしていたような。この頃から大貧民とかあったのかなあ。
Set of Fifty-Two Playing Cards (MET)
こちら教会(を再現したところ)。
黒いスピーカーがぐるりと並べられているのがわかるだろうか。
このひとつひとつのスピーカーからひとりの人が歌う讃美歌が流れていて、ホールの中に合唱となって響いているのである。すごいなあ。新しい美術館だからこそできる演出なのかもしれない。
ちなみにここの祭壇は12世紀のもので、スペインから持ってきたものらしい。どうやって集めたのか…と考えると暗い気持ちになるのでやめた。
Apse from San Martín at Fuentidueña (MET)
波型の柱はフランスからいらっしゃったらしい。おもしろい。削って作ったのだろうか。
Cloister from Saint-Guilhem-le-Désert (MET)
これまたスペインからやってきた水差し。イスラム文化の影響が感じられる絵柄だなあ。この柄もかなり好き。
Jug (MET)
同じくスペインからやってきた焼き物たち。この配色といい、絵柄といい、素晴らしい…
と、イスラムの影響を受けた焼き物に興奮していたら、さすがに同行した夫がちょっと飽きていたので、外の景色を見た。
テラスからの景色。この日はお天気も良くて、川がきれいである。
外壁に寄りかかって、ゲームボーイくらいの大きさの楽器を演奏するお姉さん。
この楽器なんて言うんだろう…ギターの高音のごとき、ちょっと寂しげな音楽が似合いそうな音だった。
あ、一応有名なユニコーンのタペストリーも載せておきます。
捕獲されてる。今みたいに機械がない時代にこんなに細かい物を織り上げたってすごいとしか言いようがない。
The Unicorn in Captivity (from the Unicorn Tapestries) (MET)
帰りにミュージアムショップを見たら、こんなものが売ってた。
………
囚われのユニコーンのクッション………部屋に合わせるの難しそうなんだけど。
帰り道、コスプレ軍団の盛り上がりは最高潮に達していたが、なんとか通り抜けて地下鉄の駅へ。
こういう凝った感じの地下鉄のサイン、珍しいよなあーと思って写真をパチリ。
METやMoMAに比べたらクロイスターズは空いているし、大きすぎず、気軽に一周できるところがよかった。
もう少し秋が深まったらこの周辺は紅葉がきれいらしいので、またふらりと行ってみようかなあと思っているところである。
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