2013-11-05

ニューヨークマラソン2013…観戦!

天高く馬肥ゆる秋、食欲の秋、読書の秋、そして、スポーツの秋。
先日、11月3日はニューヨークマラソンの日だった。
もちろん「iPadKindleだけが友達さー♪」なもやしっ子のわたしは走るはずもない。今日もおやつがおいしい。

この日のために日本からサラリーマンアスリートの友人(30代女性)が我が家に泊まりに来た。
サラリーマンアスリートの友人、実は去年、2012年にニューヨークマラソンに出場できる予定だったのだが、ハリケーンサンディーのせいで暗いホテルの中に1週間缶詰になって帰ったというすべらない話…というか散々な経験の持ち主である。
今年は去年走られなかった人を優先したそうで、念願かなって出場となった。

ゼッケンと一緒にもらったというニューヨークマラソンの冊子には、各国の大都市のマラソンの広告が出ていて、お国柄というか、各都市のキャラクターが表れていておもしろい。

これはロンドンマラソンの広告。ロンドンアイが後ろに見える。
真ん中のお姉さんはいい笑顔だけど、その後ろのおじさん…仏頂面もいいところ。イギリス紳士だろうか。
とりあえず、全体的には楽しい雰囲気が漂ってくる広告である。ロンドン走るの楽しそう!と思わせられる。

こちらはベルリンマラソン。よく見ていただくと、写真に出ている人たちみんなTシャツもシューズもアディダスで統一(※念のため、アディダスはドイツ製品です)。
フォトショップ加工のにおいがぷんぷんする。あとどこか、真面目でストイックな雰囲気が伝わってくる気がするのは気のせいだろうか。 コスプレで走ったら怒られるのかなーとか。

こちらシカゴマラソン。
周りに書いてあるメッセージが意識高いというか、「自・己・実・現!」という感じで、いかにもアメリカではないか。朝活とか競争とか仲間とか、まるでビジネス書ですかみたいな広告である。
走るのに目的なんているのかという考えが脳裏をよぎったが、走らないわたしが言っても説得力に欠けるのでやめた。ここに書いてるけど。

そして我らが東京。金と朱色でCool Japan, Cool Tokyoを前面に押し出したと思われる、ニュートラルでスタイリッシュな広告。
一番お金はかかってそうだよね…という話になった。
「もう受付締め切ってるのに広告出すってどうなの?」と落選した友人は憤りを隠さなかったが、おそらくここに載せて知名度を上げることが目的なのだろう。おそらく。

話をニューヨークマラソンに戻そう。コースはこんな感じである。New York Timesからいただいてきた。(リンク)

南のはじっこ、スタテンアイランドから始まって、ブルックリンを縦断、一瞬クイーンズとブロンクスも走ってイーストサイドからセントラルパーク内のゴールへ向かうというコースだ。
マンハッタンのランドマークはあまりカバーされていないけど、ブルックリンやセントラルパークの横を長いこと走るのは楽しそうである。

あるランナーから、応援のときには、
「あらかじめいる場所を左右どちらかまできちんと伝えておかないと見つからないよ!」
というアドバイスをもらったので、今回は、

・クイーンズボロブリッジに入るところの角の右側(上の地図だと15マイルの直前)
・5Aveからセントラルパークの南に入ったところのコロンバスサークルと7Aveの間あたりの左側(25マイルと26マイルの間、Central Park Southと書かれている「T」のあたり)

の2か所をあらかじめ応援するポイントと決めておいた。
友人の普段のタイムを聞いて、2か所を通過する時刻を計算した上で、地下鉄で移動することにした。
このとき、彼女のフルマラソンの最高タイムが3時間20分だと聞いてすごさに固まったのは別の話である。

どうやらランナー以外はスタテンアイランドに入れないらしいので、スタートはテレビで観戦。すごい人だ…
友人いわく、このスタートを待つ間が超寒かったそうだ。事前に聞いていた話だと、沿道に投げられた上着は寄付になるという話だったのに、いざスタート地点に着いてみたら、
「道路に投げられたものは全部捨てまーす。寄付用の箱に入れられたものだけきちんと寄付しまーす」
という説明がなされている。
日本人の美点、「もったいない精神」がうずいた彼女はスタート地点から100mくらい離れたところに設置された寄付用の箱に、ちゃんと上着を入れたらしい。
ちなみにこの日の気温は、朝は32度(摂氏0度)ぎりぎりくらい。昼間は50度(摂氏10度くらい)に届くか届かないか程度で、なかなか肌寒かった。えらい。ほんとにえらい。MOTTAINAIは世界を救うよ!
…前述の通り、わたしは暖かい部屋でほうじ茶を飲みながら観戦していた。

これまたすごい絵!「人が○○のようだ!」とラピュタの名言を叫びそうになる。
ともあれ、いつも車しか走ってないところを走るのは楽しそうだ。

友人が無事スタートを切ったということはニューヨークマラソンアプリで確認。寒空の下、あの人ごみの中にいるのねーがんばれーと祈るような気持ちである。
アプリのほかに、FacebookやTwitter、SMSで通知してくれるサービスもある。前日までに登録すれば2.99ドル(当日登録した場合は3.99ドル)なので、もちろん登録した。

友人が日本から持ってきてくれたおいしいお菓子をつまみながら観戦していた我々であるが、そろそろおにぎりとお茶とおやつを持って出陣である。
まずは最初の待ち合わせ場所のクイーンズボロブリッジのたもとへ。

我ながらなかなかいい場所を選んだ!
Queensboro Plaza駅から降りてすぐだし、そこまで人もいない。ランナーが目の前を走っていくのだけど、わき目も振らず、真剣に走っている人もいれば、コスプレしながらもやたら速い人、沿道の人に声をかけたり、パフォーマンスをしたりして盛り上げていく人もいる。
そんな中、沿道に手を振りながらにこにこ走って行く友人が登場するも、彼女はこちら気づかなかった。しかしここもう20km以上過ぎてるのに笑顔で手を振るなんて、余裕である。500m走っただけで心臓が破裂しそうになるわ、酸欠状態になるわなもやしっ子のわたしには想像を絶する世界である。本当に同じ組織を持つ人間なのだろうか。
ともあれ、彼女の姿を見届けたので、さっさとマンハッタンへ戻ることにした。

マンハッタンに向かうNQR電車から、橋の上を走る人たちが見える!楽しい!
しかし、実際に走った友人曰く、ここは相当萎えたそうだ。橋の最初は上り坂だし、沿道に応援してくれる人いないし、風は強いし…

57stまで戻って、ふたつ目の観戦ポイント、セントラルパークの横へ。この時12時過ぎくらいで、まだそこまで沿道に人はいない。紅葉がきれいだ。
友人が到着するまでちょっと時間があったので、スタバでお茶をさせていただいた。マフィンも食べた。あっためてくれておいしい。

スタバから戻ると沿道の人が増えていた!
前述の通り、これはセントラルパークの南にある、59stにあたるCentral Park South streetである。沿道の南側はアクセスしやすいので人がいっぱい。運よく空いてるスペースを見つけて陣取ることができた。セントラルパーク寄りの北側のフェンスの向こうは人も少なくて快適そうだった。

アプリを1分おきくらいに更新して友人の場所を確認。しかし、30km通過以降、本来なら5kmごとに更新されるアプリの情報が更新されない時間が1時間近く続いて、ちょっと焦る。彼女は1km6分弱で走っているので5kmに1時間もかかることはありえない。

しばらくひやひやしていたら、Facebookで通知が!
Facebookは10km単位で情報が更新されるのである。続いてアプリにも40km通過のタイムが更新されていた。
待っていた地点は41kmほどの場所なので、更新されて少し待ったら、これまた40km走ってきたとは思えないくらい軽い足取りの友人が向こうから南側のフェンスに沿って走ってきた。今度は気づいてもらえて、よかったー!会えたーー!と騒いでいたら周りの人たちにきょとんとされた。

ちなみにアプリもFacebookも、マイルとkmが混在していてめちゃくちゃわかりづらい。Facebookは10kmから40kmまで10km刻み、あとゴールの通知をしてくれるのだけど、どこまで走ったかはkm単位なのに、ペースは1マイルあたり何分で走っているかなので、計算が必要になる。
これは誰の問題かと言ったら、やはりアメリカで使われている単位の問題なんじゃないだろうか。改善を祈って、ほんと、マイルとかポンドとか華氏とか早くやめればいいのに…と悪態をついておこう。

友人は見事な完走!タイムは3時間50分台で、本人にとっては遅い方だったらしいのだが、「途中で止まって写真撮ったりしちゃったー☆」とあくまで余裕。十分楽しめたようだ。
Family Reunionはめちゃくちゃ混んでるから外で会え、という指示に従ってコロンバスサークル近辺で待ち合わせにしたのだが、これまためちゃくちゃ混んでいた。
走り終えた友人にわかめおにぎりをあげたら喜んでくれた。わたしももちろん一緒に食べた。

夕食には完走祝いと称して、ブルックリンのPeter Luger(リンク)でステーキを食べた!
ウォルフガングやスミス&ウォレンスキーよりお肉の味や焼き方も好きだし、フレンドリーでかしこまってない雰囲気も気に入ったのであった。価格もそんなに高くない。フレンチフライも絶妙な塩加減と揚げ加減でおいしかった。

ステーキの後、お茶しよう!という話になり、ウィリアムズバーグでお気に入りのお店(過去記事)、Pies 'n' Thighsへはしご。ここのかぼちゃパイ初めて食べたけど、クリームチーズとキャラメルの風味がおいしかった。上にのっかっている種もかりかりで食感と風味が楽しい。

あー。おいしかった。

………

念のため繰り返します。マラソンに出場したのは友人です。
わたしは基礎代謝+α程度しか消費してませんのであしからず。

本当に走るのが必要なのは、間違いなくわたしだ。

2 件のコメント:

  1. へ~~~。マラソンのAppで走者の位置確認ができるんですねぇ・・・。
    便利な世の中になったもんだ!

    Peter Luger!美味しそうですね。
    今だ行ったことがないけど・・・。

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  2. こんにちは!そうなんですよー。5キロ単位ですけど、位置が確認できるのはよかったです!
    Peter Lugerおいしかったですー。有名店の中ではいちばんコストパフォーマンスがいいような?ウェイターさんたちがみんな「まかないお肉なんだろうな…」っていう体型で陽気だったのも好感度高いですw

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