弟が結婚することになった。そして、両家顔合わせが昨日だった。
挙式は9月だし、その時に会えるから帰ってこなくていいよ、と言われたのだが、みなさんに会いたいし、話してみたい。
半分本気、半分冗談で、
「Skypeで顔合わせに参加したいなーーー」と言ったところ、弟が本当に手配してくれた。
事前の接続テストをして、顔合わせ本番の時間に、本当にSkypeがかかってきた。
Skypeがつながった瞬間、原稿のような紙を持っている、やや緊張気味のスーツ姿の弟が見えた。
「姉夫婦はニューヨークにいるので、こういう形で参加させてもらいました」と説明して、会場にいる先方のご家族が見えるようにタブレットを配置。
目があった瞬間、会釈してくださったり、手を振ってくださる画面の向こうの先方ご家族のみなさん。
「その角度いいみたいだから遺影みたいに持ってて」と弟が妹に頼んでいた。おい。
緊張なんてしていない、妹が画面を見て素直な感想を述べた。
「あれ?着替えた?髪の毛は結んでごまかしたんだね。お化粧もしてるし!」おい。接続テストの時の裏事情を大きな声で話すなんてひどい。
先方のご家族からは、
「ニューヨークから!すごい!」
「今何時ですか?」「すごく鮮明に見えるのねえ」
挙式は9月だし、その時に会えるから帰ってこなくていいよ、と言われたのだが、みなさんに会いたいし、話してみたい。
半分本気、半分冗談で、
「Skypeで顔合わせに参加したいなーーー」と言ったところ、弟が本当に手配してくれた。
事前の接続テストをして、顔合わせ本番の時間に、本当にSkypeがかかってきた。
Skypeがつながった瞬間、原稿のような紙を持っている、やや緊張気味のスーツ姿の弟が見えた。
「姉夫婦はニューヨークにいるので、こういう形で参加させてもらいました」と説明して、会場にいる先方のご家族が見えるようにタブレットを配置。
目があった瞬間、会釈してくださったり、手を振ってくださる画面の向こうの先方ご家族のみなさん。
「その角度いいみたいだから遺影みたいに持ってて」と弟が妹に頼んでいた。おい。
緊張なんてしていない、妹が画面を見て素直な感想を述べた。
「あれ?着替えた?髪の毛は結んでごまかしたんだね。お化粧もしてるし!」おい。接続テストの時の裏事情を大きな声で話すなんてひどい。
先方のご家族からは、
「ニューヨークから!すごい!」
「今何時ですか?」「すごく鮮明に見えるのねえ」
などの声が挙がった。
鮮明に見えているのか・・・・
「どうせそんなに見えないし、お化粧適当でいいよね」とか言っていたので、ちょっと焦る。
二人が笑顔で並んでいる姿が微笑ましくて、思わず、画面の写真をiPhoneで撮ってしまった。
っていうもっと頑固な人もいるかもしれない。
しかし、家族紹介のときに、弟が、
「以上、○○家、6名です」
と言っていたんだけど、わたしの夫、婿入りしたと思われたんじゃないだろうか、という点がちょっと気になる。
これを機に、こっそり名字を旧姓に変えられないかなあ、と目論んでいる。
鮮明に見えているのか・・・・
「どうせそんなに見えないし、お化粧適当でいいよね」とか言っていたので、ちょっと焦る。
こんな部分も含めて、画面の中にいるけれど、すごく時間を共有している感じである。
家族の紹介が終わって、記念品の交換となり、弟が婚約者に婚約指輪をはめたとき、左手にはめたら、
「あれ?婚約指輪は右手じゃない?」
という声が挙がり、慌ててやり直す、なんていう場面もリアルタイムで見てしまった。
家族の紹介が終わって、記念品の交換となり、弟が婚約者に婚約指輪をはめたとき、左手にはめたら、
「あれ?婚約指輪は右手じゃない?」
という声が挙がり、慌ててやり直す、なんていう場面もリアルタイムで見てしまった。
二人が笑顔で並んでいる姿が微笑ましくて、思わず、画面の写真をiPhoneで撮ってしまった。
スクリーンキャプチャーでいいじゃん、と夫につっこまれたけど。
画面の向こうのみなさんと一緒に乾杯したところで、そろそろ遅いしこれから日本ではご飯食べるし、とSkypeを切ることになった。
最後にはお店の人もノリノリになってくれたようで、これから参加者が食べるであろうお肉をこちらに向けて見せてくれる、というサービス精神を発揮してくれたのであった。
それはそれは見事な霜降り肉であった・・・・
今回感じたのは、
「技術革新は間違いなく生活やこれまでの伝統にさまざまな選択肢を与えてくれるので、それをどう使って行くかはチャレンジなんだなあ」
ということである。
今回は、伝統行事である両家顔合わせに対して、
わたしが「Skype」というこれまでにない手段で参加したい、と言ったところ、
主催者と参加者のみなさんが(と思いたい)それを許可してくれて、実現した。
これは提案を受け入れてもらってありがたいなあと思うべきかもしれなくて、
「Skype?タブレット?なんだそれ、失礼な奴だな」
と思う厳しい人もいるかもしれないし、
「両家顔合わせに来ないなんてけしからん!」
画面の向こうのみなさんと一緒に乾杯したところで、そろそろ遅いしこれから日本ではご飯食べるし、とSkypeを切ることになった。
最後にはお店の人もノリノリになってくれたようで、これから参加者が食べるであろうお肉をこちらに向けて見せてくれる、というサービス精神を発揮してくれたのであった。
それはそれは見事な霜降り肉であった・・・・
今回感じたのは、
「技術革新は間違いなく生活やこれまでの伝統にさまざまな選択肢を与えてくれるので、それをどう使って行くかはチャレンジなんだなあ」
ということである。
今回は、伝統行事である両家顔合わせに対して、
わたしが「Skype」というこれまでにない手段で参加したい、と言ったところ、
主催者と参加者のみなさんが(と思いたい)それを許可してくれて、実現した。
これは提案を受け入れてもらってありがたいなあと思うべきかもしれなくて、
「Skype?タブレット?なんだそれ、失礼な奴だな」
と思う厳しい人もいるかもしれないし、
「両家顔合わせに来ないなんてけしからん!」
っていうもっと頑固な人もいるかもしれない。
いや、実際に思われたかもしれないけど・・・・。
さらに、こういう、インターネットでなんとかできるものって、そこにかかる物理的なもののコスト(今回は飛行機代)は減って、インターネット接続や、端末(今回はiPadとネクサス7を使った)、アプリ、サービスにコストがシフトしていくのだろうなあということも感じた。
もちろん、以前読んだこの本に書かれている通り、物理的なものがゼロになることはないんだけど、使っているお金の比率はそれは変わるよね、若者が車じゃなくて携帯にお金かけるよね、ということである。
伝統的な行事や価値観にも、メリットとデメリットがあって、こういう「新しいものを取り入れていってみよう」という試みにももちろんいいところと悪いところがある。
きっと、伝統的行事でまったく意味のないことは歴史の中で淘汰されているものも多いので、合理的な部分もあるのだと思う。
わたしは伝統的と聞いただけで鳥肌が立つくらい、30代になってもいろんなものに対して反抗期を続けているわけだが、合理的と言われると、確かにあっている部分もあるよねえ、と認めざるを得ないときがある。
どう折り合いをつけて、最適解を見つけていくかって、永遠の課題なんだろうなあ。
さらに、こういう、インターネットでなんとかできるものって、そこにかかる物理的なもののコスト(今回は飛行機代)は減って、インターネット接続や、端末(今回はiPadとネクサス7を使った)、アプリ、サービスにコストがシフトしていくのだろうなあということも感じた。
もちろん、以前読んだこの本に書かれている通り、物理的なものがゼロになることはないんだけど、使っているお金の比率はそれは変わるよね、若者が車じゃなくて携帯にお金かけるよね、ということである。
しかし、家族紹介のときに、弟が、
「以上、○○家、6名です」
と言っていたんだけど、わたしの夫、婿入りしたと思われたんじゃないだろうか、という点がちょっと気になる。
これを機に、こっそり名字を旧姓に変えられないかなあ、と目論んでいる。
まずは、弟くん御結婚おめでとう!
返信削除顔合わせ、遠方なら兄妹は別に同席できなくても大丈夫だと思うよ(笑)
でも、Skypeで参加ってのはいいねー
もちろん、許可あってのこともあるけど、参加したかった気持ちも現れてると私は思う。
文明の利器も進化するように、人も変わって価値観も変化していく中、
昔からある「決り事」にはそれなりに意味も、人の想いも詰まってるものだよね。
それを、文明の利器も使って対応できるなら、それは凄く素敵なことに思えます。
まぁ、「常識」とかが苦手な私が、何を言うかって気もするけど。
ふと、こうやって家族の輪が広がるんだなぁと実感しました。
たにっちょ、ひさしぶりーーー!
返信削除ほんと、昔から続いているものにはそれなりに意味があるものもあるよねえ。(なさそうなものもあるけどw)
先方のご家族もみんな仲が良さそうで、すごくいい雰囲気の会食だった!しかも超おいしそうな鉄板焼きで、参加できないことが悔しかったよー(笑)
お式楽しみだなーーー。そのとき久々に東京でみんなに会うのも楽しみ!!