2014-01-26

寒いのでKindle+角川セールをお供に引きこもり

美しくない冬の嵐の残滓、みたいな写真ですみません。

ここのところ、ニューヨークは最低気温がマイナス12,3度(摂氏)、最高気温がマイナス5度、みたいな日が続いている。
長く住んでいる人に言わせると、ここ数年では一番寒いらしい。
わたしは割と寒さに強いと自負しているのだけど、マイナス10度を下回ると耳が冷たくなるのがつらい。ニット帽とかコートのフードとか、おしゃれのためじゃないんだなあ、というのを再確認する。

このくらい寒いと、おうちでごろごろしながらの読書がはかどる。
幸か不幸か、今、日本のAmazonでは角川のKindle本の70%オフセールをやっているという話を小耳にはさみ、巡回を行った。

…巡回の結果、まんまと30冊くらい購入してしまった。
気づいたら角川じゃない本もあるんですけど!?とりあえず角川で読んで面白かった本をいくつかご紹介。

 
月魚 (角川文庫)(三浦しをん)
この方の本はとにかく描写がきれいで大好き。
空気感というか、その場所の雰囲気がにおいや温度も伝わって来るような繊細な表現が読んでて「おおっ、こういう場面をそういう文章で表現するかー!」という発見がたくさんある。
古本業を営むふたりの物語で、本好きには古本屋さんの商売ってこうやって成り立ってたんだーという面白さもあった。

 
うおー懐かしい。ということで、昔読んだにも関わらず購入。
史実と噂話がごっちゃになったような印象は受けるものの、昔のヨーロッパのお姫様たちの生活が垣間見ることができて楽しい。

 
これは本当に止まらなかった。
失敗を乗り越えて、本当の暦を求めようとする主人公のだいぶ長い時間の物語なんだけど、わくわくしながら読み進められる。
映画は見ていないが、夫曰く、ちょっと話が違うそうだ。もちろん、小説の方が細部にわたって描かれている。

ちなみに以前も書いたけれど、Kindle Paperwhiteのアメリカ版の容量は2GBなんだけど、日本版の容量は4Gなので、これから買われる方でもしアメリカ版と日本版を選べる環境にいる方は、迷わず日本版を買うことをおすすめする。
アメリカ版より安いし。いいなあ…

 
KindleはiOSでもAndroidでもアプリが出ているけど、やっぱり専用端末の読みやすさは群を抜いているので、本好きは持ってて損はない。
日本だと1万円切ってるし。いいなあ…(こればっかり)

あと、Kindleのケースがいまいちかわいくない!とお悩みのあなた。Etsyで探してみてはどうでしょう。

ざっとKindle Paperwhite caseで検索したところ、かなりたくさん出てきたので、お気に入りが見つかるかも。
わたしはマニアックなスマホのケースもここでお気に入りを発見した。

ところで、わたしはKindle Paperwhiteを11月の頭に手に入れたのだけど(参照)、そこから3ヶ月弱で約100冊本を買ったらしい。
3ヶ月弱で100冊…
よく、AmazonはKindleを赤字で販売しているという記事を見るけれど、これだけ買ってくれるようになったら御の字なのかもしれない。
ということで、ご利用は計画的に。

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