インドのホーリーというお祭に行ったことがある。
ホーリーとは色のついた粉をつけあうというお祭りで、赤青黄色といった原色びかびかの粉を手いっぱいに握りしめて投げつけたり、そっとなすりつけたり、水鉄砲に仕込んで人を打ったり、たまにかけられた色水からはアンモニア臭がしたり…と、何を言っているかよくわからないと思うが、そんなお祭である。
このホーリーに影響を受けて作られたのがカラーランである。(元ネタはホーリーだけではないっぽいが)
このカラーラン、5kmの距離を色まみれになりながら走ったり踊ったりしながら駆け抜けるイベントで…これまた何を言っているか全然わからないと思うので、実際に写真を貼り付けながら紹介したい。
今回、ワシントンDCのカラーランに参加したのだが、スタート地点はナショナルズパークというDCの東南のはじっこにある野球場のすぐ横だった。スタート時刻、9時の気温は多分摂氏10度くらいで寒い。目の前の人、半袖ですけど…
スタート地点には櫓みたいなものがあって、男性はMCをし、女性は国歌斉唱を担当。こういうイベントで国歌を歌っちゃうのが国民性の違いだよねえ、と思いかけたのだが、さすが住人が各国からの寄せ集めでリベラルなワシントンDC。あまり歌声は大きくならなかった。
おそらくボランティアと思われるスタッフの人たちが、ボトルに紫色の粉を詰めて、ランナーたちに振りかける…という優しいやり方ではなく、ボトルを水平に動かして、粉を投げつけるような感じである。
あたりにはもわーんと紫の粉が漂う。あんまり吸い込まないようにする人もいたが、口に入っても大丈夫な素材でできている粉はあんまり味のしない生の小麦粉のような感じだった。(つまり、食べた)
続いて青のカラーポイント。
ボランティアスタッフの人たちが拍手をして出迎えてくれる。
0になった瞬間、そこにいた参加者がもらった粉を振りまいた。すごい粉!煙幕のようになった。
そこからはステージに上がる参加者もあり、踊る参加者もあり、の1日遅れのハロウィンパーティーのようである。
帰る前、スタッフの人が道の枯れ葉を吹き飛ばす機械で粉を吹き飛ばしてくれたが、全然完璧には落ちず、色まみれのまま地下鉄に乗った。地下鉄では「あ、カラーラン?」と声をかけられる人もいて、なかなか知名度は高くなってきつつあるように見受けられた。
ともあれ、ひきこもりで走るのとか無理無理、と思っていたわたしですら「短い!」と感じられる5kmで、「Happiest 5k」のコピーも伊達じゃないな、と思った次第である。参加費が55ドルくらいするのだが、Tシャツなどの特典がついてくるし、歩いても大丈夫な雰囲気だし、リアルホーリーみたいにアンモニア臭がする水をかけられる心配はしなくてすむし、また参加したいなあと思ったのであった。
ホーリーとは色のついた粉をつけあうというお祭りで、赤青黄色といった原色びかびかの粉を手いっぱいに握りしめて投げつけたり、そっとなすりつけたり、水鉄砲に仕込んで人を打ったり、たまにかけられた色水からはアンモニア臭がしたり…と、何を言っているかよくわからないと思うが、そんなお祭である。
このホーリーに影響を受けて作られたのがカラーランである。(元ネタはホーリーだけではないっぽいが)
このカラーラン、5kmの距離を色まみれになりながら走ったり踊ったりしながら駆け抜けるイベントで…これまた何を言っているか全然わからないと思うので、実際に写真を貼り付けながら紹介したい。
今回、ワシントンDCのカラーランに参加したのだが、スタート地点はナショナルズパークというDCの東南のはじっこにある野球場のすぐ横だった。スタート時刻、9時の気温は多分摂氏10度くらいで寒い。目の前の人、半袖ですけど…
スタート地点には櫓みたいなものがあって、男性はMCをし、女性は国歌斉唱を担当。こういうイベントで国歌を歌っちゃうのが国民性の違いだよねえ、と思いかけたのだが、さすが住人が各国からの寄せ集めでリベラルなワシントンDC。あまり歌声は大きくならなかった。
9時ちょうどにスタート。野球場の中を走って行くのはなかなか楽しい。スクリーンに映し出されたランナーたちは思い思いにポーズをしていた。わたしはカメラの位置がいまいちわからなくてスルー…いや、あの大画面で自分の全身を見たくないというのもあるが。
球場の中を抜けて、駐車場の方にちょっと走ったら最初のカラーポイント。紫である。
おそらくボランティアと思われるスタッフの人たちが、ボトルに紫色の粉を詰めて、ランナーたちに振りかける…という優しいやり方ではなく、ボトルを水平に動かして、粉を投げつけるような感じである。
あたりにはもわーんと紫の粉が漂う。あんまり吸い込まないようにする人もいたが、口に入っても大丈夫な素材でできている粉はあんまり味のしない生の小麦粉のような感じだった。(つまり、食べた)
続いて青のカラーポイント。
ボランティアスタッフの人たちが拍手をして出迎えてくれる。
しかし青のポイントはランナーが多かったこともあり、粉をかける人の数が不足して、あんまり粉がかからなかった…
続いてピンク。カラーポイントが立て続けに現れる。カラーポイントは1kmごとに設置されていると思い込んでいたのだが、青のポイントからたぶん300mくらいしか走ってない。思うに、球場の中では色をかけられないので、外のエリアで集中的に色をかけているのだろう。
ピンクエリアは粉かけボランティアの人とタイミングがばっちりだったので、一気に全身がピンクに染まった。
その後、球場の側道を折り返して、再度球場の中へ。
この写真でご覧いただけるだろうか。球場の中を登っていく。駐車場かな?と思ったのだが、おそらく3,4階建ての球場の中を移動するための通路なのだろう。
最初は上りでつらい。下ってくる人たちがテンション高く、「Come on!」とか「Keep going!」とか声をかけてきて、ハイタッチを求めてくる。
スタジアムの客席上部の通路へ出ると、しゃぼん玉の機械があった。色はだめだけど、これはOK出たのだろう。
車いすやベビーカーを押しながら走る人たちも一緒に走ったり、歩いたりしている。
球場を抜けたあと、赤のカラーポイントがあった。ポイントを示す空気の入ったゲートがしぼんでしまっていて、後ろでスタッフの人が一生懸命発電機を動かそうとしていた。
バンドの軽快な音楽がランナーを応援。
赤の粉もばっちりくらった。ここのポイントはボランティアの人が多かったような気がする。
子供づれもたくさん。
ランナーの後ろ姿の写真ばっかりだったので、ちょっと振り返ってみた。
あれ、もう!?という感じでゴール。かなり歩いたのに、出発から45分くらいだった。5kmってこんなもんなのねーという感じである。
ゴールでは色の粉が入った袋や、お水、ナッツバーなんかが配られた。
ステージではこれからパーティーだよーとスタートとは違うMCの人と、カラーランのゆるキャラが場を盛り上げている。到着してすぐくらいに、カウントダウンが始まり…
0になった瞬間、そこにいた参加者がもらった粉を振りまいた。すごい粉!煙幕のようになった。
そこからはステージに上がる参加者もあり、踊る参加者もあり、の1日遅れのハロウィンパーティーのようである。
帰る前、スタッフの人が道の枯れ葉を吹き飛ばす機械で粉を吹き飛ばしてくれたが、全然完璧には落ちず、色まみれのまま地下鉄に乗った。地下鉄では「あ、カラーラン?」と声をかけられる人もいて、なかなか知名度は高くなってきつつあるように見受けられた。
ともあれ、ひきこもりで走るのとか無理無理、と思っていたわたしですら「短い!」と感じられる5kmで、「Happiest 5k」のコピーも伊達じゃないな、と思った次第である。参加費が55ドルくらいするのだが、Tシャツなどの特典がついてくるし、歩いても大丈夫な雰囲気だし、リアルホーリーみたいにアンモニア臭がする水をかけられる心配はしなくてすむし、また参加したいなあと思ったのであった。
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