もし、「ニューヨークで一番好きな場所は?」と聞かれたら、絶対、
「図書館!!!」
と答えようと準備している。
残念ながら、まだ誰にも聞かれていないが。
この写真の5Aveにある古い図書館も素敵だけど、そうじゃない、ニューヨーク中に点在している公立図書館が本当に好きだ。
イメージキャラクターはライオン。
こちらは、5Aveの古いすてき図書館(※正式名称わからない)にあった、レゴでできたライオン。すごい!
ある日のこと、ふらりと入った図書館で、利用者カードを作ろうとしたら、
「住所がわかるPhoto ID持ってきて」
と言われて玉砕した。
またPhoto IDですか・・・・住所が入ってるPhoto ID、持ってないんですよわたし!!
「パスポートじゃだめですか?」
と聞いたところ、
「パスポートと、名前が入ってる光熱費の請求書を持ってきてくれればいいよ」
とのことであるが、我が家は大家さんとの交渉の結果、電気代と水道代が家賃に含まれてしまっているのである。
にやにやと図書館のカードを見せびらかしてくる、天下のPhoto ID、労働許可証を持っている夫。
憎い・・・・
(念のためですが、わたしも労働許可ありで働いてるんだけど、ビザに労働許可がついているので、Photo IDがない)
要は住所が証明できればいいんでしょ!ということで、パスポートとアパートの賃貸契約書を持って行ってチャレンジしたところ、受け付けてくれるとのこと!
やったーーーーー!!
「図書館!!!」
と答えようと準備している。
残念ながら、まだ誰にも聞かれていないが。
この写真の5Aveにある古い図書館も素敵だけど、そうじゃない、ニューヨーク中に点在している公立図書館が本当に好きだ。
イメージキャラクターはライオン。
こちらは、5Aveの古いすてき図書館(※正式名称わからない)にあった、レゴでできたライオン。すごい!
ある日のこと、ふらりと入った図書館で、利用者カードを作ろうとしたら、
「住所がわかるPhoto ID持ってきて」
と言われて玉砕した。
またPhoto IDですか・・・・住所が入ってるPhoto ID、持ってないんですよわたし!!
「パスポートじゃだめですか?」
と聞いたところ、
「パスポートと、名前が入ってる光熱費の請求書を持ってきてくれればいいよ」
とのことであるが、我が家は大家さんとの交渉の結果、電気代と水道代が家賃に含まれてしまっているのである。
にやにやと図書館のカードを見せびらかしてくる、天下のPhoto ID、労働許可証を持っている夫。
憎い・・・・
(念のためですが、わたしも労働許可ありで働いてるんだけど、ビザに労働許可がついているので、Photo IDがない)
要は住所が証明できればいいんでしょ!ということで、パスポートとアパートの賃貸契約書を持って行ってチャレンジしたところ、受け付けてくれるとのこと!
やったーーーーー!!
しかし、そのとき。カードのアプリケーションフォームに、
「ファミリーカードを作りますか?」
という項目を発見した。
・・・・・・・・
Photo IDを持ってる夫にファミリーカードで作ってもらえばよかったんじゃん・・・・
「なんのために結婚したのよ、わたし!!こういうファミリーサービスを受けるためじゃないの!?」と自分を責めるが、もちろん後の祭りである。
・・・・この情報がどなたかの役に立ちますように。
じゃーーーーん。
ともあれ、カードは手に入れた。
なぜかキーホルダーサイズのカードもついていた。裏にバーコード入り。
前置きというか脱線したけど、ニューヨークの図書館の雰囲気がすごく好きなのは、こんなところ。
(1)設備が充実している
本はもちろん、広い机や自習室があるところが多いし、インターネットに接続できるパソコンもたくさんある。
こちら、マンハッタンのど真ん中にある図書館の机スペース。
広い!!
もちろん無料Wi-Fiもあるし、電源が取れるところも完備。
日本のマンガの英語版も置いている図書館があってびっくり。
(2)サービスが充実している
先日紹介した、無料英語クラスのほかにも、図書館独自で色々なサービスを提供しているようだ。
職業訓練的なパソコン教室やMS Officeのクラス、瞑想やらZumbaまで、その分野は幅広い。
(英語クラスに登録したときの記事→こちら)
さらに、仕事の紹介までやっているそうで、日本でいうところのハローワーク的機能もあるのだろうか。
この前、Foursquare(位置登録系アプリ)で図書館にチェックインしたら、こんな広告がでてきて、40万人も!?というのと、広告をFoursquareに出してるの!?と2重にびっくりした。
別の日は、郊外の図書館の前にこんなバスが停まっていた。
何かと思って聞いてみたら、バスの中にブロンクスリバーを再現しているという。
なんだかいいなあ、こういうの。「Find a beaver!」と書いてあったので、乗っていた女の子(推定5歳)と一緒に探した。
おお、いた!!
うさぎもいた。むふふ。
(3)図書館が地域発展に非常に貢献している
充実した設備やサービスを見てわかる通り、図書館はただ本を貸し出すというサービスを提供しているのではなく、地域に密着して、その地域の人たちの生活をよくしようというミッションが根付いているような気がする。
そのミッションに賛同して働いているスタッフの人たちも、基本的にはやりがいを感じているからか、親切で熱心な人が多い。(図書館のスタッフに女性が多いのはなんでだろうなあ。日本でもそうだけど)
各種無料のクラス・サービスは、多民族社会のセーフティーネットになっている部分もあると思う。
なので、収入のあるわたしがそのサービスをあんまり使いすぎるのはどうかな・・・・と思う面もあるけど、ちょっとこの問題は次回以降にでも。
----
ということで、こんな素晴らしい図書館だけど、今はニューヨーク市からの予算カットに直面している。
こちらは予算カットに反対する活動のページのスクリーンショット。
この『STOP THE CUTS!』はスローガンになっていて、最近、図書館の入口とかによく貼ってある。
コスト削減って、こういう短期的に成果がわかりづらい、図書館のような教育・文化的事業から行われるんだろうなあ・・・・と複雑な気持ちである。
そう、お金持ちの人って、図書館使わないしね・・・・
図書館のスタッフの方が言うには、以前は日曜日も開いている図書館が多かったそうなの実はこれまで4年間予算はカットされ続けているらしく、その結果、日曜日は閉館する場所がほとんどになってしまったという。
今回の大幅な予算カットを受けたら、土曜日も閉館しなければいけなくなるかも・・・・という話である。土曜日に図書館が開いてないなんて!!そんなのありえない!!!
ということで、わたしは図書館好きすぎだし、恩恵にあずかりまくりなので、サイトから投書を送ってみたら、数日後に市長の名前で返事がきてびっくりした。
いわく、2001年から、図書館の予算は4000万ドル増やされたそうで、それを持続可能的な運用にするために、バランスの取れた予算にしようと思っている、とのことであった。
こういう投書をしたことがほとんどないので、具体的な数字が入った返事がきたことにびっくりしたのであった。
ともあれ、以下のリンクから図書館の『STOP THE CUTS!』活動のページに行けるので、興味のある方、サポートされたい方はどうぞ。
Stop the Cuts (New York Public Library)
友達諸君、ニューヨークに来てくれたときに図書館しか案内できなかったらごめん・・・・
好きな場所の次点はグリーンマーケットと蚤の市なのでそれで勘弁してください。
「ファミリーカードを作りますか?」
という項目を発見した。
・・・・・・・・
Photo IDを持ってる夫にファミリーカードで作ってもらえばよかったんじゃん・・・・
「なんのために結婚したのよ、わたし!!こういうファミリーサービスを受けるためじゃないの!?」と自分を責めるが、もちろん後の祭りである。
・・・・この情報がどなたかの役に立ちますように。
じゃーーーーん。
ともあれ、カードは手に入れた。
なぜかキーホルダーサイズのカードもついていた。裏にバーコード入り。
前置きというか脱線したけど、ニューヨークの図書館の雰囲気がすごく好きなのは、こんなところ。
(1)設備が充実している
本はもちろん、広い机や自習室があるところが多いし、インターネットに接続できるパソコンもたくさんある。
こちら、マンハッタンのど真ん中にある図書館の机スペース。
広い!!
もちろん無料Wi-Fiもあるし、電源が取れるところも完備。
日本のマンガの英語版も置いている図書館があってびっくり。
(2)サービスが充実している
先日紹介した、無料英語クラスのほかにも、図書館独自で色々なサービスを提供しているようだ。
職業訓練的なパソコン教室やMS Officeのクラス、瞑想やらZumbaまで、その分野は幅広い。
(英語クラスに登録したときの記事→こちら)
さらに、仕事の紹介までやっているそうで、日本でいうところのハローワーク的機能もあるのだろうか。
この前、Foursquare(位置登録系アプリ)で図書館にチェックインしたら、こんな広告がでてきて、40万人も!?というのと、広告をFoursquareに出してるの!?と2重にびっくりした。
別の日は、郊外の図書館の前にこんなバスが停まっていた。
何かと思って聞いてみたら、バスの中にブロンクスリバーを再現しているという。
なんだかいいなあ、こういうの。「Find a beaver!」と書いてあったので、乗っていた女の子(推定5歳)と一緒に探した。
おお、いた!!
うさぎもいた。むふふ。
(3)図書館が地域発展に非常に貢献している
充実した設備やサービスを見てわかる通り、図書館はただ本を貸し出すというサービスを提供しているのではなく、地域に密着して、その地域の人たちの生活をよくしようというミッションが根付いているような気がする。
そのミッションに賛同して働いているスタッフの人たちも、基本的にはやりがいを感じているからか、親切で熱心な人が多い。(図書館のスタッフに女性が多いのはなんでだろうなあ。日本でもそうだけど)
各種無料のクラス・サービスは、多民族社会のセーフティーネットになっている部分もあると思う。
なので、収入のあるわたしがそのサービスをあんまり使いすぎるのはどうかな・・・・と思う面もあるけど、ちょっとこの問題は次回以降にでも。
----
ということで、こんな素晴らしい図書館だけど、今はニューヨーク市からの予算カットに直面している。
こちらは予算カットに反対する活動のページのスクリーンショット。
この『STOP THE CUTS!』はスローガンになっていて、最近、図書館の入口とかによく貼ってある。
コスト削減って、こういう短期的に成果がわかりづらい、図書館のような教育・文化的事業から行われるんだろうなあ・・・・と複雑な気持ちである。
悲しいことに、長年の高い税金によって、ニューヨークの市民は、金持ちと貧しい層に二極化してしまった。中産階級はいないんだ。みんな郊外へ出て行ってしまってね。これはニューヨークにとってネガティブな傾向のひとつだと思うよ。
— ウディ・アレンbotさん (@woody_bot1) 2013年5月13日
そう、お金持ちの人って、図書館使わないしね・・・・
図書館のスタッフの方が言うには、以前は日曜日も開いている図書館が多かったそうなの実はこれまで4年間予算はカットされ続けているらしく、その結果、日曜日は閉館する場所がほとんどになってしまったという。
今回の大幅な予算カットを受けたら、土曜日も閉館しなければいけなくなるかも・・・・という話である。土曜日に図書館が開いてないなんて!!そんなのありえない!!!
ということで、わたしは図書館好きすぎだし、恩恵にあずかりまくりなので、サイトから投書を送ってみたら、数日後に市長の名前で返事がきてびっくりした。
いわく、2001年から、図書館の予算は4000万ドル増やされたそうで、それを持続可能的な運用にするために、バランスの取れた予算にしようと思っている、とのことであった。
こういう投書をしたことがほとんどないので、具体的な数字が入った返事がきたことにびっくりしたのであった。
ともあれ、以下のリンクから図書館の『STOP THE CUTS!』活動のページに行けるので、興味のある方、サポートされたい方はどうぞ。
Stop the Cuts (New York Public Library)
友達諸君、ニューヨークに来てくれたときに図書館しか案内できなかったらごめん・・・・
好きな場所の次点はグリーンマーケットと蚤の市なのでそれで勘弁してください。
図書館!!!;:゙;`(゚∀゚)`;:゙
返信削除遊びに行った際は是非案内して。
図書館自体もそうだけど、建物も良いね~~~♪
日本の図書館の感じも好きだけど、国が違えば色々と違うもんだね。
図書館という場を生かした、「学ぶ場」と「集まる場」としての機能がいいアイディアだね。
それにしても、図書館カードがなんかカッコイイ。。。日本の図書館カードって、なんであんなにダサいんだろう…素人がデザインしてももっと素敵に出来るってのに!
図書館のステイタス、意外とデザインも重要だと思います(笑)
たしかにカードかっこいいかも?w こういうところにお金を使ってる感じがするよね。
返信削除いくらでも案内するよーー!公園もあってなかなかーいいエリアだよーー!