〜これは、ある麺好き女の食欲に突き動かされたミコー大捜索活動の記録である〜
前回の記事から時間が経ってしまったので、簡単にこれまでのできごとを振り返っておきたい。
- パリでミコーというすばらしい食べ物(上の写真)に出会い、ニューヨークで捜索活動:「幻のベトナム料理、「ミコー」を探して3649里」
- ニューヨーク、ワシントンDCにおよぶミコー大捜索活動の続き:「続・幻のベトナム料理、「ミコー」を探して3649里」
前回の大捜索で、一応ワシントンDCにミコーが食べられるお店を見つけたわたし。
ワシントンDCに引っ越すことになり、そのお店があるからいつでも行こう!と思っていたのだが…いざ住んでみると、ジョージタウン行きづらい。電車通ってないし、おしゃれな人たちでごった返してて歩きづらいし。
そこでもう一度ミコーを捜索しようと思って、気づいたのである。以前、パリから帰ってきて一番最初に見つけたミコーを出すお店、バージニアだった!
ああ…バージニアがどこか知らなかったころの自分がなつかしい。そう、バージニアは、ワシントンDCからわりと近い。公共交通機関で行こうとすると、2時間とか出るのだが、今なら車という文明の利器がある。行ける!さっそく行くことにした。レッツゴー!
バージニアで楽園を発見!しかし…
はい到着。実際に行ってみて気づいたのだが、そこはEden Centerという巨大なベトナム・中国系ショッピングモールだったのだ。なにここ天国…!?
中は東南アジアそのもの。
あやしい電化製品を売るお店もある。
おっと、思わず寄り道しちゃった。ではお目当てのミコー屋さんへ。
閉店してた…
なんでだ。やっぱりフォーのようにわかりやすくないミコーを売りにしてるからだめなのか!(売りにしてるのかはわかんないけど)
肩を落としつつも、ここはベトナム系の楽園。代替案を探す。
KOBE HOUSE…名前は怪しいけど、店先に出ていた看板にミコーっぽい食べ物が。
その名も「Mi Quang」。ミコーっぽい音になりそうな気がしないでもない。当たりなんじゃない!?
おおっ、メニューにもちゃんとある。もちろん頼んだ。
う、うーん…なんかメニューに出てた写真と違う…
おいしいんだけど、なんだかおしい。
(このお店、なぜか昼間もミラーボールみたいのが回っていたので、変な光がうつりこんでおります)
なんとなく満たされない気分でお店を出たわたしたち。おいしいんだけど、悪くないんだけど、なんか違う…という釈然としない感じを抱えてエデンセンターをぶらついた後、帰宅の途についた。
メリーランドに本命発見!
ワシントンDC近辺のおいしそうなベトナム料理を洗っているときに気になるお店を発見。Yelpの星が4.5と、ずば抜けた評価を受けているお店がある。
おおおお!
こ、これはミコーっぽい!行かねばならぬ!ということで、降りしきる雨をものともせず、行ってみた。
こ、これはミコーっぽい!行かねばならぬ!ということで、降りしきる雨をものともせず、行ってみた。
いかにもアメリカな感じがするひらべったい建物の一角にそのお店はあった。
メニューはこんな感じ。Khoという文字が見える。Yelpの写真のメニューはM2だったので、それを頼む。スープについて聞く前に、店員さんが「スープは別?それとも一緒?(outside or inside)」と聞いてくれたのでもちろんoutsideでお願いする。
待つこと5分…
当たり前だけどYelpに出てたものと同じものがやってきた。
おそるおそる丼の中にお箸を進める。固さを残して茹でられた細い卵麺にお醤油とオイスターソースっぽい甘じょっぱいたれがからんで…お…おいしい…別のせでパクチーや生もやし、ライムがいっぱいやってくるのもポイント高い。
あふれ出んばかりの涙をぐっとこらえ、「おいしいねえ…」と何度もうなずきながらそろそろとお箸を進める。苦節1年、やっとミコーと再開した瞬間であった。
ということで、1年以上に渡るミコー捜索活動はひとまずの区切りを迎えることとなった。すっかりMi La Cay常連になったわけだが、ここはレストラン不毛の地、ワシントンDC周辺にあって本当に何を食べてもおいしくて安らぐし(今のところ)、お手頃なのでおすすめである。これでもう、3000里もむこうのパリに想いをはせることはあるまい。
………
うーん、こう見るとやっぱり本家はおいしそうである。とくに揚げ物。そのうちミコー詣しなきゃ。その前につぶれたりしたら困るので、みなさんどうぞご支援よろしくお願いします。ここです!
Mai Lam Saigon(Yelp)
…ああ…やっぱり行きたいかも…
おいしいものが幻で出てきそうなメシマズ国の実態については日を改めて報告したいと思います。乞うご期待!…しないか、誰も。
メニューはこんな感じ。Khoという文字が見える。Yelpの写真のメニューはM2だったので、それを頼む。スープについて聞く前に、店員さんが「スープは別?それとも一緒?(outside or inside)」と聞いてくれたのでもちろんoutsideでお願いする。
待つこと5分…
当たり前だけどYelpに出てたものと同じものがやってきた。
おそるおそる丼の中にお箸を進める。固さを残して茹でられた細い卵麺にお醤油とオイスターソースっぽい甘じょっぱいたれがからんで…お…おいしい…別のせでパクチーや生もやし、ライムがいっぱいやってくるのもポイント高い。
あふれ出んばかりの涙をぐっとこらえ、「おいしいねえ…」と何度もうなずきながらそろそろとお箸を進める。苦節1年、やっとミコーと再開した瞬間であった。
めでたしめでたし
ということで、1年以上に渡るミコー捜索活動はひとまずの区切りを迎えることとなった。すっかりMi La Cay常連になったわけだが、ここはレストラン不毛の地、ワシントンDC周辺にあって本当に何を食べてもおいしくて安らぐし(今のところ)、お手頃なのでおすすめである。これでもう、3000里もむこうのパリに想いをはせることはあるまい。
………
うーん、こう見るとやっぱり本家はおいしそうである。とくに揚げ物。そのうちミコー詣しなきゃ。その前につぶれたりしたら困るので、みなさんどうぞご支援よろしくお願いします。ここです!
Mai Lam Saigon(Yelp)
…ああ…やっぱり行きたいかも…
おいしいものが幻で出てきそうなメシマズ国の実態については日を改めて報告したいと思います。乞うご期待!…しないか、誰も。